対潜哨戒機 PS-1
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旧海軍二式大艇を開発した川西の後継「新明和」が開発した飛行艇。
高性能の離着水性能を有し、波高3メートルでも離着水が可能であった。
計画では、着水して高性能ソナーを海底に下ろして探索するものであったが、その後MADなどによる対潜捜索能力の向上により、当初の能力を発揮することなく退役した。
しかしながら、その離着水性能は、救難活動に最適であり、救難機 US-1(A)として生かされている。
尚、本機の開発に当たり、救難機 UF-2を改造の上、救難機 UF-XSとして飛行性能評価などが行われている。
昭和43年〜昭和62年に使用された。
最盛期には19機就役した。
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新規作成日:2003年12月9日/最終更新日:2003年12月9日