練習艦船
練習艦船は、主として、艦船の乗組員の教育に当たる艦船です。
海軍 練習艦
海軍の要員の実習に当たる為の艦です。
機能的には、艦艇による実習の方が、実践的ですが、広くシーマンシップを養う為に、帆装練習船も重視されています。
艦艇型の場合、有事には、艦艇の補助として任務に就く事も可能で、予備艦的位置づけにもなります。
第一線を退いた艦艇を当てたり、専用の艦を建造したり、色々有ります。
海軍 練習空母、発着練習艦、練習潜水艦など
海軍の要員の実習に当たる為の艦です。
一般の練習艦と違い、専門技能の練習に携わる艦です。
練習空母、発着練習艦は、航空機搭乗員の訓練を主としています。
練習潜水艦は、潜水艦乗組員の訓練を主としています。
第一線を退いた艦艇を当てたり、専用の艦を建造したり、色々有ります。
航海練習船
航海科、機関科など、航海・機関要員の実習に当たる為の船です。
機能的には、機船による実習の方が、実践的ですが、広くシーマンシップを養う為に、帆装練習船も重視されています。
漁業練習船/水産練習船
水産高校、水産大学 などの、漁業実習に当たる船です。漁業実習のみではなく、海洋観測機能が備わった船が多くなっています。
水産高校自体、最近では、海洋高校などにかわり、漁業に限定されず、広く海洋に関する学科が増えています。
練習商船
EVERGREENなど、大規模な船会社では、自前の練習船も持っています。
EVERGREENの場合、コンテナ船に、実習員スペースを確保し、練習船機能を持たせて、商業航海と共に、乗員養成も行っています。
帆装練習船
機能的には、最新型の船による実習の方が、実践的ですが、広くシーマンシップを養う為に、帆装練習船も重視されています。
特に海軍では、イタリア、スベイン、ポルトガル、チリ、など、かつての海洋王国に、多く見られています。
機走練習船/汽走練習船
航海科、機関科など、航海・機関要員の実習に当たる為の船です。
機走練習船は、ディーゼル機関、汽走練習船は蒸気タービンにより、実習します。
碇泊実習船
船上活動の実習に当たる為の船です。
航海能力のない古い船舶などが当てられ、繋留されたままの状態で使用します。
ヨット
広くシーマンシップを養う為に、ヨットも重視されています。
イタリア海軍などは、ヨットによる遠洋航海訓練も実施しています。
カッター
広くシーマンシップを養う為に、カッターも重視されています。
⇒日本の練習艦船
新規作成日:2001年10月8日/最終更新日:2002年1月28日