フォークランド紛争

1982(昭和57)年4月2日〜6月14日
1982(昭和57)年4月、イギリス領フォークランド諸島へアルゼンチン軍が侵攻
これに対しイギリスが機動部隊を派遣し、奪還した紛争
アルゼンチン軍事政権が内政の行き詰まりから国民の不満を逸らすために開戦したのが主因とされる
両国ともいわゆる西側諸国で、両軍とも一部同一の装備を使用していた
(例:SH-3シーキング対潜哨戒ヘリ)
当時、アルゼンチン軍の装備中でイギリス製の占める割合はアメリカ製、フランス製についで第3位
アルゼンチン海軍空母「ヴィンテシンコ・デ・マヨ」(25 de Mayo)は元はイギリス海軍コロッサス級軽空母「ベネラブル」
(1969(昭和44)年9月9日、ドーバー海峡でハリアーのデモを行っている)
戦争はイギリス側の勝利で終わる
VTOL戦闘機、原子力潜水艦が投入された初めての戦争
フォークランド戦争、マルビナス戦争、マルビナス紛争


イギリス海軍参加艦艇
スイフトシュア級原潜: セプター、スパルタン、スプレンディッド
バリアント級原潜: コンカラー
ハーミズ級空母: ハーミズ
インビンシプル級軽空母: インビンシプル
プリストル級軽巡: ブリストル
カウンティ級軽巡: アントリム、グラモーガン
シエフイールド級駆逐艦: シエフイールド*沈没*、グラスゴー、コベントリー*沈没*、エクゼター
ブロードスウォード級フリゲート: ブロードスウォード、バトルアクス、ブリリアント
アマゾン級フリゲート: アンテロープ*沈没*、アクティブ、アロー、アラクリティ、アーデント*沈没*、アベンジャー
リアンダー級フリゲート: オーロラ、ユーラテス、ディド、アーゴノート、アリディン
ロスシー級フリゲート: ヤマウス、プリムス、ライル
フュアレス級揚陸艦: フュアレス、イントレピッド
サー級揚陸艦: サー・ランスロツト、サー・ガラハド、サー・ゲレイント、サー・ベドバー、サー・パーシバル、サー・トリストラム
油槽艦: オルノダ(36,000t)、タイドスプリング、タイドプール(27,400t)、アプルリーフ(40,200t)、グレイローパー、プルーローバー(11,522t)、ベアリーフ(25,790t)、プラムリーフ(26,480t)
補給艦: フオートグランジミ、プルートオースチン(23,600t)、リゾース(22,890t)、ストロムネス(16,792t)
砕氷艦: エンデュアランス(3,600t)

徴用船
客船: クィーンエリザペス2世(67,107t)、キヤンペラ(45,000t)、ウガンダ(16,007t)/病院船、ノーランド(12,988t)、セントヘレナ(3,150t)
タンカー: ブリティシュ・エスク、ブリティシュ・タマー、ブリティシュ・テイ、ブリティシュ・ワイ、ブリティシュ・トレント、ブリティシュ・ダート、ブリティシュ・エイポン、ブリティシュ・テスト(25000-26000t)、ブリティシュ・アイビイ、ブリティシュ・フエルン(20,977t)、フイナンジヤー(37,797t)、工バーナ(31,374t)、G-A-ウオーカー(30,607t)、エッソ・フオーレイ(18,377t)、ルミネッタ(24,951t)
ケミカルタンカー: コルチナ(10,970t)、コロナ(7,960t)、アンコ・チヤージヤー(25,300t)、オリオンマン(6,176t)、
水タンカー: フオート・トロント(31,745t)、
コンテナ船: アトランティック・コンベアー*沈没*、アストロノーマー(27,867t)、アトランチック・コーズウエイ(14,946t)
RO/RO船: 工ルク(5.463t)、バルチツク・フェリー、ノルディック・フェリー(6,455t)、ヨーロピック・フェリー(4,190t)、トー・カレドニア(5,056t)
トロール船: ビクト(1,478t)、ジエネラ(1,615t)、フアネラ(1,207t)、コルデラ、ノーセラ(1,238t)
貨物船: サキソニア(12,029t)、CSアイリス(3,873t)、ライキヤオン(11,804t)、ジースポート(9,750t)、ステナ・シースプレッド(6,061t)
航洋曳船: サルベージマン(170t)、アイリツシユマン、ヨークシヤーマン(70t)




コンテナ船の航空機運用母艦の例。
アトランティックコンベアーは、概ねこのように艤装されていた。
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新規作成日:2002年2月25日/最終更新日:2005年9月5日