サプライボート
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Anchor Handling Towing Supply Vessel、Supply Vessel、などと呼ばれる、サプライボート。
大西洋の北海油田開発などでの活躍する姿を見たのはだいぶ昔の話だ。
最近では、我が国でも、運用されている。
船型は、言わばトラックのような形であり、一般の船舶とはかなり異なる。
船体の割に大きな船首楼。ここに船橋や強力な動力など船の運航に関する部分が集中されている。
その後方、船体の1/2から2/3を占めるスペースは、フラットなデッキで、台船に船首をくっつけたようでもある。
このスペースに、サプライの所以たる資材運搬船としての貨物を搭載する。
海洋資源開発に伴う業務として、石油掘削リグの曳航なども行う。
その意味で、航洋タグとも呼ばれる。
アメリカ海軍の艦隊航洋曳船 Fleet Ocean Tugs T-ATF166 POWHATAN 型 は、まさにこのタイプの船である。
⇒T-ATF166 POWHATAN 型
また、ケーブル修復工事や、海洋構造物の敷設工事なども行う。
後部デッキに、各種資材コンテナを搭載し、航海毎の専門的な作業にも、従事できる。
我が国の、サプライボート運航会社。
OFFSHORE OPERATION CO.,LTD.
http://oocltd.com/
新規作成日:2002年5月20日/最終更新日:2002年5月20日