ほうずき市

四万六千日(しまんろくせんにち)・ほおずき市
例年7月9日、10日
東京都台東区浅草2-3-1 浅草寺境内
浅草駅より徒歩7分
浅草観光連盟 03-3844-1221

7月9日か10日に観音に参拝すれば、1日だけで四万六千日、日参したと同じ効果があるといわれ、江戸時代からこの日のお詣りが盛んになりました。
この縁日に合わせ、境内に約2百軒の店が並び、ほおずきの市がたちます。


ほおずき

野草名 ホオズキ (酸漿、鬼灯)
英語名 Ground cherry
学名 Physalis alkekengi var. franchetii
科名 ナス科
花期 6月〜7月
生育地 普通は栽培、人里近くに野生でも見られる
草丈 40-80cm

本来は栽培種なのですが、半野生化していて人里に近い野原でも見ることがあります。
アジアが原産地の多年草です。
花が散った後にガクが大きくなって果実を包み袋状になり、この袋は果実が熟して赤味を帯びるころには同じように赤くなって目立つようになります。
名前の由来は、頬に含み、舌で突いて鳴らして遊ぶことから「頬突き」の意味で、また、古語の「あかがち」同様、「ほほ」は火々で赤く輝き、「つき」は染まるという意味で果実から由来したのであろうというものがあります。他には、方言で「ほお」と言われているカメムシ類がよく付くからだという説もあります。
花言葉は「偽り」「欺瞞」。ガクが実をすっぽり包んでしまうのが、隠し事をしているように感じられたのだろうか?。

育て方
実を早く色付けたいときは日当たりの良いところ、長い期間ほおずきを楽しみたい場合は半日陰に置くと良いでしょう。
窓辺や軒下などに吊るして風鈴の音色とともにご鑑賞することもできます。
朝夕1〜2回たっぷり水をあげます。水が不足すると、すぐにしおれてしまいます。
しおれる前に水をあげるようにしましょう。
特に肥料は必要はありません。
虫が付きやすいので、その場合は殺虫剤をかけてください。
来年もまた楽しむためには植え替えたほうが良いでしょう。その場合は緩効性の化成肥料を少量施してください。



戻る TOPに戻る

新規作成日:2002年7月10日/最終更新日:2002年7月10日