海上自衛隊の数字の読み方
海上自衛隊の数字の読み方は、基本的には旧海軍に準じている。
要は、船乗りとして、船上で正しく伝達する事が基本であり、日本語を使用する以上、変わりようがないと言っても良い。
すなわち、聞き間違いの少ない読み方としているわけである。
数字は、日付や時刻や針路、距離、深度、速力など、いろいろな局面で使用される。
真珠湾攻撃の暗号電文で有名な「新高山登れ1208」は、「ニイタカヤマノボレ ヒト・フタ・マル・ハチ」である。
尚、海上自衛隊となって、ヘッドセットによる電話通信が艦上で行なわれるようになり、「8」を「ハチ」ではなく、「ヤー」と言う場合がある。
が、これはあくまで例外ケースで、一般例とすれば「ハチ」と言う事になる。
また、2桁以上になった場合、単純に1桁毎の読みを繋ぎあわせるのだが、速力を言う場合等は、「20」を「フタジュウ」と言う場合もある。
0:マル
1:ヒト
2:フタ
3:サン
4:ヨン
5:ゴ−
6:ロク
7:ナナ
8:ハチ
9:キュウ
新規作成日:2003年10月5日/最終更新日:2003年10月5日