波と津波
波、英語でWave
海岸に打ち寄せる波は、波が崩れている状況である。
海上での波は、うねりともいい、正弦波をなしている。
そして、海上の風により、白波が立ったりもする。
津波、英語でもTsunami
海底で発生した地震により、海洋に発生するもの。
チリ津波などのように、太平洋の向こう側で発生した津波が、太平洋を僅か数日で渡り、日本の各地に被害をもたらしたものもある。
奥尻島の地震など、海岸の直下である場合、地震−津波が瞬時に襲う場合もある。
海底を震源とする地震の場合、津波に対する警戒は必須のものである。
津波を避けるためには、早急に高地へ退避する以外にはない。
波は、一般に海岸で崩れてゆく。
高波とて、波高が高いだけで、一般に海岸で崩れてゆくことに変わりはない。
通常の波に対して、波高が高い分、関数的な威力差である。
これに対して津波は、海岸で崩れてゆく程度ではなく、うねりじたいが大きくなって押し寄せてくるものである。
従って、海岸から見た場合、波高は大して高くならなくとも、その後方にやってくる水量は膨大のものであり、その威力はとてつもないものである。
新規作成日:2005年1月10日/最終更新日:2005年1月10日