モンゴル

モンゴル

船にはほとんど縁遠いのだがちと機会があったのでまとめて見たい。

モンゴルは、アジア大陸の中国とロシアに挟まれた位置にある。
首都はウランバートル、国土面積は日本の約4倍、人口は約250万人。
現在、成田から直行便が週4便。

人口の約2割は現在もゲルで生活している。

1945年に社会主義体制となりソ連と連携、キリル文字を導入。
最近、社会主義体制から民主化すると共に、モンゴル文字の復権も始まっている。

モンゴル文字は、小学校で教えている。
中学でロシア語、高校で英語を教えている。
乗馬は学校では特に教えていないようたが、郊外の遊牧民や、乗馬学校等で教えてもらい、大半の人は乗れるという。
元寇については「日本に攻め込んで敗れた」という程度の歴史教育がされているという。
が、日本で言う「神風で全滅した」のかどうかは歴史学者でないとわからないという。

民族衣装はデール。
ベトナムのアオザイ同様、各人の体系に合わせたオリジナルで、和服のように体型の変化には対応できない。
サテン地で、ぱっと見薄いのだが、ある程度の厚さがあり、現地の人にとっては適温が保たれる。

モンゴル国旗の赤は共産体制、青は空を表している。
右側の模様は、二匹の魚と、その上下の国の護りをあらわしている。

ジンギスカンは、チンギス・ハーン。フビライハンは、クビライ・ハーンが現地の呼び方らしい。

モンゴル文字
左の縦書きの二行がモンゴル文字で、左端が「モンゴル国」と書いてある。
右側はキリル文字で、上段が「モンゴル国」と書いてある。
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今回話を伺ったのは、ЧИНБАТ АНУН さんら。
高校卒業後、日本語を勉強し、日本の大学に留学している。
海がないためやはり船を見たことは無く、日本に来て初めて見たという。

АНУН(アヌン)は、古代の妃の名前らしい。
さしずめ、ヒミコとかの類だろう。

左はダンサー風、右はチャイナドレス風のデール。
生地を買ってデザインを指示して縫ってもらったと言う。
縫製費用は日本円にして約3000円程度。(現地の昼食代が日本円にして約300円程度らしい)
Dcim2122/DSC_3751. Dcim2126/DSC_3971.



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新規作成日:2005年9月24日/最終更新日:2005年9月25日