艦体
艦体。。。
最近、よく見かける表現なのだが。。。。
最近の雑誌や報道でも、耳にするようになっている。。。
言っている意味は簡単。
艦艇の船体。だから艦体。
が、なぜ問題なのかというと。。。
艦体、これを読めば、「かんたい」。
これで変換や検索ををかけると、通常真っ先に出るのが、「艦隊」。
そう、艦艇なら、艦隊がまずありきなのだ。
例えば、「かんたい」が攻撃を受けた。。。。
船体に損害が出たの?、艦隊に攻撃があったの?? 何がおきたの??? 報告としては全く意味をなさない。
その意味で、読みが、意味の紛らわしい表現は避けるのが、海軍。
1208をヒトフタマルハチ などと呼ぶのは周知の常識。
確かに、艦首、艦尾、艦底、艦橋、など、船首、船尾、船底、船橋にことごとく対応するから、船体なら艦体もいいだろうってことなのかもしれないが。。。
しかしなぁ。。。
また、船体だって、戦隊と紛らわしいだろって言うかもしれないが。。。
戦隊というのは、いわゆる艦隊構成の一つであって、艦隊に比べれば、極めて限定されるから、ことさら紛らわしいこともない。
宇宙戦艦ヤマト2199 などの場合は、しょせんアニメだし、もともとドイツ陸軍に傾いただけで船に詳しくない人たちが考え作り上げているものだから、まだ諦めもつくが。。。
英語の場合は、そもそも、船と艦との文字の違いが存在しないので、この手の問題はないわけだが。。。
その意味では、従来の流れに対して、奇をてらうつもりなんだろうなぁ。。。
ただ、画期的、と思っているのは、新案的に使っているだけで、馴染まないよなぁ。。。
新規作成日:2013年5月13日/最終更新日:2013年5月13日