こんにちは、One-Poemです。 Netscapeに思うことに続く、「お願いします、こうしてください」シリーズ(今名付けた)第二弾。 今回はWacom Favoに対してです。 まぁ、って言うか下に書くことはほとんど愚痴みたいなもので、全部解決したんですが、読み物として楽しんでいただければと思います。
で、今回はタブレットに関してはここ以外私は知らないぞ、と言うWacom社が発売している、Favoというタブレットについてです。 Favoはタブレット入門者向けらしく価格も一万円弱なので、私のような貧乏人には非常にありがたいタブレットです。
以前、Vine Linuxをインストールした時、誤ってWindowsのブートパーティーションを飛ばしてしまいました。 仕方なく別のパーティーションに2000を入れたのですが、SP1を入れた辺りで起動しなくなってしまいました(謎)。
メイルの移行とか面倒だな、と思って、敢えなく2GBしかないパーティーションでWindows2000を運用するという暫定手段にでました (後から考えれば、こちらの方が面倒であることは言うまでもありません)。 何故かその後も暫定環境を正式に使い続け、2GBのパーティーションはぐちゃぐちゃな状態となり、とっととこの環境を捨てたいと思い始めました。 その後、CD-Rなども購入し、HDDの中も整理されてきたので、「そろそろWindowsも整理するか」と言うことでシステムも入れ直し、それはうまく行って良かったんです。
...と、前置きが長すぎるわけですが、システムを入れ直したので、当然ドライバとかも入れ直すわけです。 USB周りを誤って挿しっぱなしでインストールしてしまったので、Windowsが勝手に[?] USB Deviceとか決めてしまい、一度消したり入れ直したりで面倒だったんですが、Super-MPU64とかはうまくインストールされました。 なにぶん、普段音楽はMIDIで流しているので、それはちょっと耐えられないわけで、こちらが優先されたわけです。
で、Favoが使えないと絶対絵なんて描きっこないので、とりあえずドライバを入れることにしました。 以前使ったドライバもRに焼いて取ってあるんですが、せっかくなのでWebで最新版を探してみたところ、2/16更新のいかにも最新のもの(このページを執筆時点で、です)があったので、ダウンロードしてきました。
注意書きのコントロールパネルを一新し(V4.52-J以前と対比)、初心者でもスムーズにタブレットの設定が行えるようにしました。
という記述がふと目に留まったのですが、構わずインストール。
USB関連だからか知りませんが、再起動もなく幸せ。
で、設定でも見ておくか、と思ってコントロールパネルを開いたら...?? 異常にすっきりなんですね。 筆圧関知の堅さとか、ボタンの機能の変更とかはあるんですが、「(個人的には重要と思っている)縦横比を保持」とか、それ以上の詳しい機能が設定できなくなっているんです。
これはどうしたものかな、ああ、そうか、「初心者でも」ってのはこういうことですか、と思いました。 ボタンを少なくすれば確かに初めての人はあまり戸惑わずにすむとは思うんですが、だからって設定を完全に出来なくしなくてもいいのに、とも思います。 ReGetなんかは「スタンダードモード」と「アドバンスドモード」があって、切り替えるとメニューの表示項目が変わるシステムなんですが、こういう発想があってもいいんじゃないかな、と思いました。
まぁ、Wacomはintuosを上級者向け、Favoを入門者向け、と明らかに区別していますから、上のような扱いは仕方ないと言えばそうなんですが、ちょっと哀しい気がします。 以前は使えていた機能が、「初心者向け」と言うことで削られてしまうと言うのは、会社側からそれくらいにしか見られていないとしか思えません。
でも、「以前はFavoもintuosも、ドライバは共通だったよな?」と思った私は、試しにintuos用ドライバを落として、インストールしてみました。
...なんだ、動くじゃん。
う〜ん、やはり、と思って、念のためページをよく見たんですが、intuos用ドライバをFavoに使えるとはどこにも書いてありません。 やっぱり、この辺がWacomのFavoへ対する扱い方なのかな、と思ってまたちょっと哀しくなりました。
とは言っても、intuosには惹かれるものがあるんですけれどね...。 ともかく、頑張れFavo!! 私はお金がたくさん貯まるまでは使い続けるから(笑)。
あれこれ書きましたが現在私のFavoは、高校の後輩へ無期限貸与という形であげてしまいました。 絵を描かなくなってしまったからですが...。