封書の表書 親展
都南総合病院問題について質問 |
封書の裏書 |
手紙の内容 私は、現在都南に入院中の患者です。
14年夏に首の異常に気付き都南病院にかかり 頚椎椎間板ヘルニアと診断され、先生と相談の上 11月に次の計画で入院・手術をすることとなりました。 15年1月10日入院 1月14日手術(前方固定法)入院1ヶ月の予定 15年4月からは東京北病院に通院 1ヶ月1回位の検査 この計画を立てた理由は、 ・主治医の先生に絶対の信頼を持っていて移転後も 診察してもらえる ・私自身が子供のころから都南病院にかかり 7回目の入院、5回目の手術で、都南の看護に安心感を持っている ・私は自営であるため入院中は収入がほとんどなくなるため 1番ひまな1.2月の入院が良いと考えた ・店を閉店するわけにはいかないため妻が店を営業するため 病院へは開店前の朝しかこれない(片道徒歩15分) ・店でトラブルやわからないことがあれば病院にいる私が 電話等で対応でき、病院等で人と会うことも可能(近いため) ・入院費用が近くの他の病院より安く、収入の少ない私に とって最適である 等々でした。 しかし、廃院の発表によってこの計画がおかしくなりました。 まず、家族が知ったのは手術後の14日午後、新聞を見た 親戚からの電話で…私は、起き上がる許可の出た翌日 17日朝でした。 入院中に話がどんどん進み(変わり)1月23日には、 1月末で病棟の閉鎖、他病院への転院を言いわたされました。 移転でなく廃院ということがもっと早くわかっていれば 手術を繰り上げるか他病院という選択を していたと思います。 ここで大臣に質問させていただきます。 @ 国の方針変更によって患者はどうなるか 考えたのでしょうか? A 都南の患者が東京北へ通院するとは 考えなかったのでしょうか? B 入院中の患者の精神的負担増は考えなかったのでしょうか? C 転院や今後の検査先の変更によって 経済的負担増になるとは考えなかったのでしょうか D 経済的負担増は誰が負担すべきものなのか? どこに請求すれば良いのか? 私は家族に対して、精神的・肉体的・経済的な負担を ふやしてしまい申し訳けない気持ちでいっぱいです。 予定通り都南が移転と言う形で東京北病院を オープンしていただければ検査だけは予定通りできます。 是非予定通りにもどして下さい。 このような手紙を書かざるをえなくなる 患者の気持ちを良く考えて下さい。 これが…このような精神状態が 治療にどのような影響をあたえるか… 医療の最高責任者である大臣に 上記の質問をさせていただきましたが おいそがしいことは承知しております… しかし 精神的にゆらいでいる一患者の ことを考え お答え下さいますように 遅くとも2月15日までにお返事を下さいますよう お願い申し上げます。 尚、この手紙に関しては病院関係者と 一切打ち合わせ等をしていないことを 申し添えます。 首を固定しているため 字を書くことがつらく 乱筆 乱文であることを お許し下さい。 平成15年1月27日17時 厚生労働大臣 坂口 力 様 ○○区○○○ ○ー○ー○ 平 出 隆 46才 |
私の住所宛の返信用封筒に80円の切手を貼って同封 |