1177 東京港 東京消防庁第一消防方面本部「舟艇小隊合同訓練」

1177 東京港観測記 平成17年6月24日 金曜 曇り/晴れ間 9:20〜11:00

今日は、月島埠頭で東京消防庁第一消防方面本部「舟艇小隊合同訓練」が開催されるので出動。8:00過ぎに出て、9:10頃到着。
布陣位置は悩むところだが、様子を見てと。9:20参加各艇は、待機位置へ。9:25開式、訓練開始。9:27想定被災船(消防艇ありあけ)、災害発生、落者発生。9:30水難救助、消防艇はるみ、はまかぜ、水上スクーター、等により救助。9:35救護所開設、トリアージ、救急車にて搬送。消防艇すみだによる冷却注水。9:40消防艇接舷により、消防隊移乗、検索、救出、消火活動。9:50消防艇による消火放水。10:00横抱き曳航、着岸。ガス検知調査。10:10陸上からの消火放水。10:15オイルフェンス展張による流出油防止。10:20陸上より放水。10:35陸上および海上より拡散注水。10:40訓練終了。10:45閉式、統裁者(第一消防方面本部長)講評にて10:55終了。こののち幹部職員において検討会が行われた。

舟艇小隊合同訓練
日時: 平成17年6月24日(金)9時30分から12時00分
場所: 中央区豊海町1番地 月島埠頭及び付近水面

実施概要
訓練の基本方針
実効性のある訓練とするため、個々の活動技術もさることながら、組織的な舟艇相互の連携を重点とし実施する。
このため、指揮隊、ポンプ隊及び救急隊も参加した訓練とし、指揮隊による指揮活動のもと実施する訓練とする。
なお、訓練効果を高めるため各活動の局面に指導者を配置するとともに、訓練終了後、現場において検討会を実施する。(司令の階級にある指揮技術T級保持者または司令補以上の階級にある舟艇部門のスペシャリスト)

統裁者等
統裁者 第一消防方面本部長
訓練実施責任者 第一消防方面本部副本部長
訓練実施補助者 梶司令
指導者 方面本部、日本橋消防署、臨港消防署、高輪消防署から各1名(司令の階級にある指揮技術T級保持者または司令補以上の階級にある舟艇部門のスペシャリスト)

実施隊
・舟艇小隊(8隊)
臨港消防署 みやこどり、すみだ、はるみ、しぶき(はやて定期点検整備のため不参加)
日本橋消防署浜町出張所 はまかぜ、きよす
高輪消防署港南出張所 ありあけ、かちどき
・指揮隊(1隊)
臨港消防署 指揮隊
・ポンプ小隊(1隊)
臨港消防署 月島第1小隊
・救急小隊(1隊)
麻布消防署 麻布救急小隊
計11隊

想定
航行中の水上バスが何らかの原因によりエンジン部から出火し、埠頭内に緊急避難したが、航行不能となり船長から119番通報されたものとし、水面及び船内に多数の要救助者が発生している船舶火災とする。
消防舟艇を被災船(水上バス)と見立てて実施する。

訓練の重点
・指揮本部長を核とした消防舟艇小隊と陸上部隊との、組織的活動の演練
・消防舟艇小隊相互の有機的連携活動の演練
・安全管理最優先の消防活動の演練

訓練項目
・先着舟艇小隊の惰報収集要領
・冷却注水要領
・救命艇での救助要領
・被災船への達着要領
・被災船の検索要領
・被災船からの救出要領
・被災船の曳航要領
・流出油防止要領(オイルフェンスの展張要領)
・拡散注水要領


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新規作成日:2005年6月24日/最終更新日:2005年6月24日