568 東京港 海上保安庁観閲式 やしま航海

568 東京港 観測記 平成11年4月24日 土曜 雨 10:20-17:00

今日は海上保安庁観閲式へ出動。9:30頃西小山⇒10:20頃晴海埠頭。今日の天気は「雨」午後から止むとも、強くなるとも言われているが、あくまで天気。さっそく海上保安庁観閲式の乗船予定の「やしま」へ。海上保安友の会の割り当ては、通常3番船なのだが、今回は一般公募枠拡大のあおりと、差別化の為か、観閲船の割り当てとなったようだ。雨なので、みんな来ないのではと思う反面、陣地確保に失敗すると悲惨なので、早めに現れたが、海上保安友の会の列は「0」、水難救済会などは、結構長蛇の列。本船は観閲部隊の2番船で観閲船、登舷礼の敬礼中が真横から撮影できる絶好の位地だ。しかし、難点としては、船尾飛行甲板下の私の定位置の構造がイマイチ。救命筏や、各種装置の配置の関係で、陣地確保が難しい。雨でなければ、船橋上や、上甲板など、良い所はないでもないが、雨の日は、どうしても屋根が欲しい。もちろん航空機撮影には不便だが、この雨では、飛行すまい。10:50雨なので早めに乗船開始。舷梯で一度飛行甲板へ上がり、ここで素人衆は椅子や格納庫へ群がる。果たして飛行甲板の下は、陣地確保が難しい。辛うじて、狭間に布陣。12:30頃出港。出港作業終了後、船尾甲板は解放されたが、一応ロープが張られ、舷側までは出られない様にされたが、大衆の群がりで、ロープが延び、皆さん撮影環境を確保。風は北風、お陰で観閲航行時点、飛行甲板下は、雨の影響を全く受けないが、訓練展示の時点では、位地が逆となるので、悲惨な展開になる。東京港沖で整形し、13:30すぎ 観閲開始。今回は、「しきしま」の参加があるものの、全体に規模縮小ムード。しかも今日は、天候の悪化の為、航空機の観閲も中止。果たして、観閲航行では快適に撮影。しかし、総合訓練に入ると、船の位地が変わり、雨が容赦無く降り注いでくる。いや、土砂降りの展開。とても、おちおち撮影どころではない状況。「海上防災訓練」では、オイルフェンスの展張が見合わされたようだ。「密輸容疑船捕捉訓練」は去年からの披露で、時あたかも、不審船追跡事件の直後なので、報道陣注目の的。容疑船からも発砲しているから凄い。「船隊運動訓練」も、規模縮小で心残り。以前あった「ヘリの追跡」などの迫力に欠けてしまう。練習船の見送りで終了。報道陣がやたら多いと思っていたら、今日も明日も「観閲式」で、例年の前日の「予行」では無かったようだ。15:30前後帰港。ターミナルで一服し、17:00撤収。

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新規作成日:1999年4月24日/最終更新日:1999年4月25日