641 東京港 GREENPEACE帆船 RAINBOW WARRIOR 見学

641 東京港 観測記 平成12年5月5日 金曜 晴れ 11:55〜13:50

今日は、GREENPEACEの帆船 RAINBOW WARRIORが、晴海に来ていると言うので軽く出動。 ちょうど、日比谷公会堂(その昔、社会党の浅沼代議士が、青年に刺殺された所)で、母親の踊りの会が有り、記念写真の撮影方出るので、ついでに。 9:30頃出て、新橋から徒歩で、日比谷公会堂へ10:30頃。とりあえず会場で他の会の踊りを見て、11:00すぎから「あかつき会」の「相馬なんとか」。ロビーで、何枚か写して、任務終了。
12:35数寄屋橋⇒12:50晴海3丁目。残念ながら、着桟済みだが、不在よりは遥かに良い。周辺から撮影し、13:00-13:30乗船見学させて頂く。今回の航海は「TOXIC FREE FUTURE TOUR 2000」として、「汚染なき未来へ」をスローガンに瀬戸内海ツアーを行ってきている。本船の来歴もそうだが、オランダとフランスは、結構仲が悪そうだ。 思えば、ここ1ヶ月、客船ロッテルダム、オランダ艦隊4隻、と、オランダ船籍の船ばかり見ている。

RAINBOW WARRIOR
全長55.2m 総トン数555t 速力約8kt 定員30人。

・船名の由来
RAINBOW WARRIOR(虹の戦士)は、アメリカインディアンに伝わる説話に登場する。「いまに、大地は荒れ、海は黒ずみ、川の水は毒となり、そして鹿は径に倒れて死ぬときが来る。間に合わなくなるそのときに、虹の戦士が現れる」。1971年に、グリーンピースが誕生したとき、核実験抗議船の中で、この説話がメンバーの心を捉えたと言う。グリーンピース・ジャパンでは、「レインボーウォーリア」とも「虹の戦士号」とも呼んでいる。

・ものがたり
今回日本にやってくるRAINBOW WARRIOR(虹の戦士)号は、グリーンピースにとって、二代目ので、初代は、英国農業漁業食糧省の調査用トロール船を改修して1978年4月に進水。ガス冷却原子炉の建設に反対する集会を支援したのが、初仕事でした。その後北大西洋での対捕鯨船活動や、核廃棄物海洋投棄に反対する行動などで活躍していた。1985年、フランスの核実験を阻止しようと、ニュージーランドのオークランド港で準備中に、フランスの工作員によって爆破され、浸水により、カメラマンのフェルナンド・ペレイラが亡くなっている。二代目(本船)は、フランス政府が支払った賠償金を元に買い入れた北海のトロール船を改修し、1989年竣工している。

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新規作成日:2000年5月5日/最終更新日:2000年5月5日