845 横浜港 「実感!マリーンウイーク'02」プレイベント ボート試乗
845 横浜港 観測記 平成14年5月4日 土曜 曇り 10:00〜16:00
- ケーブル敷設船 KDDオーシャンリンク 出田町埠頭在泊
- * 瑞穂埠頭全バース不在
今日は、「実感!マリーンウイーク'02」プレイベント ボート試乗に横浜へ。2月に開催された、東京ボートショーで、応募してあった(らしい)ものが、当選し、今日の招待となったようだ。
さて、集合場所は赤レンガ倉庫の所で、桜木町から歩いても良いのだが、100円バスという物が運行されているので、横浜から。と、受付時間10::00となると、9:40のバスに乗らなくてはならない。という事で、8:50西小山⇒武蔵小杉・急行⇒9:21横浜。9:30からバスの乗車待ちは長蛇の列。果たして9:40過ぎに出発。クイーンズスクエアの付近で「仮装行列の為、赤レンガパークには、車両が入れないので、パシフィコ横浜止まり」という車内アナウンス。「おい、そんな事は事前に言えよ」と思ったが、ここで問答している暇も無いので、徒歩で赤レンガパークへ。こんな事なら、初めから桜木町から歩いた方が、遥かに楽だった。
会場では、なにやら式典が行われている。「ボート・ヨット・PWCなどの無料体験乗船」「第15回横浜港ボート天国マリンフェア」の開会式のようで、関係者の挨拶やらテープカット、「日本一周ヨットフラッグリレー」の伝達式典などが10:00-10:35迄行われていた。当初の行事は、10:00-10:15受付け、10:30-12:00体験乗船との事であったが、受付の後、実際の乗船は11:15-11:45とのこと。時間になって、乗船場所へ行くのだが、全体を取り仕切る者がおらず、各担当てんでんバラバラでやっており、段取りが悪い。都合9隻で行われるようだが、桟橋に着いている船と、待っているグループとが噛み合っていない。11:15過ぎ乗船。トーハツのTSC-225型(船名TRIGGER?)に乗船。操縦者と、後方見張り、そして我々2名が乗船。全員救命胴衣着用。離岸後、大桟橋の西側を北上。風があって、多少の波なのだが、船が小型なので、物凄い。滑走艇というのは、こういう状態なのだろう。大桟橋の先を曲がって、ベイブリッジの下で回頭、帰路。波で船体が跳ね上がり、着水時に衝撃。トーハツの関係者が運航しているので、安全上の範囲内なのだろうが、初めての経験としては、なかなかの脅威である。同乗者は「ヤッホー」と大喜びなのだが、FRPといえどもプラスチックなので、心配してしまう。
下船後一服。赤レンガ倉庫周辺では、2002年横浜みなと祭第50回記念国際仮装行列が行われている。かなり昔の子供の頃に、一度見た事があるが、それ以来だ。この行列の為に、赤レンガ倉庫周辺は、黒山の人だかり。新港埠頭や赤レンガ倉庫周辺が、商業施設になる前までは、閑散としていた地区が、繁華街の様相を呈している。特にどうしてもという物もなさそうなので撤収。後で分かったのだが、米陸軍音楽隊も参加していた。横浜は、瑞穂埠頭が米陸軍の施設なので、その間系での参加のようだ。
13:00-14:00?横浜マリタイムミュージアム。桜木町駅前で、「平和を実現するキリスト者ネット」「日本山妙法寺」と「陸海空港湾労組20団体」が有事法制反対の演説をしているので、2,3質問しようとしたが、らちがあかない。例えばこの演説の最中、ソ連軍が攻めてきて取り囲んだ。そこへ自衛隊が救援に来たが、赤信号で待たされる。赤信号を無視して渡れば道路交通違反だが、戦争という物はそんな次元の物ではない。これに対して演説者は「ソ連軍などもう居ない」(仮にと言っているので、別に某国で良いのだが…)。「過去50年間、攻撃された事が無いから今後も安全だ」という展開になると、お話にならない。力説しているので、もう少しまともな意見を持っているのかと思えば、単に、低次元な個人的主張を大声で言っているだけのようで、耳を傾ける価値の無い物であった。しかし、かように「市民全体を代表」するかのごとき論法は、極めて迷惑である。シビリアンコントロールの弱体化につながるというなら、そうならない様に国会で議論して正せば良い。それを放棄して、一朝有事の際犠牲が増えたのでは堪らない。その後、クイーンズスクエアなどを見て撤収。
新規作成日:2002年5月4日/最終更新日:2002年5月4日