855 川崎港 PC106むらくも 進水式
855 川崎港 観測記 平成14年5月31日 金曜 曇り 10:00〜15:15
- MSC687 いずしま 日立造船神奈川工場北東側岸壁にて艤装工事中(南向き)
- PC106 むらくも 日立造船神奈川工場にて進水
- 沖縄県 漁業取締船 はやて 日立造船神奈川工場北側岸壁にて工事中(入船)
- CL35 うみかぜ 川崎海上保安署桟橋在泊(入船)
- CL251 たまつばき 川崎海上保安署桟橋在泊(入船)
- SS57 ふえにっくす 川崎海上保安署桟橋在泊(入船)
- 消防艇 第6川崎丸 川崎臨港消防署桟橋在泊(入船)
- 消防艇 第5川崎丸 川崎臨港消防署桟橋在泊(入船)
- 警備艇 はやかぜ 神奈川県警警備艇桟橋在泊(入船)
- 警備艇 神9 さくら 神奈川県警警備艇桟橋在泊(入船)
- 警備艇 やまゆり 神奈川県警警備艇桟橋上架中(入船)
今日は、海上保安庁の30メートル型大型巡視艇 PC106「むらくも」が進水するので出動。今回は、海上保安友の会の資格での見学。
月末の混雑もあるのだが、現地機動のため、車で。9:10駐車場(74158km)⇒9:55?-10:00?川崎市営桟橋⇒10:15日立造船神奈川工場(741810km)。
入場しても、受付らしい物がなく、今日は、報道関係はもとよりみ、部外者自体が私のみのようだ。
今回、式は簡素にと言うことで命名は行われず、命名は引渡しのときに行われるようだ。ただ、海上自衛隊の場合は命名まで艦名は厳格に伏せているが、海上保安庁は予定船名で既に呼んでいる。
10:53マイクロバスで関係者到着。11:58?来賓到着。11:00開式、国旗掲揚・国歌(録音)。海上保安庁旗、日立造船社旗掲揚。11:02進水作業、縦筒を外す。支綱切断でシャンパンと薬玉が割れ、紙ふぶきが舞ったが、船は岸壁上から微動だにせずも式は終了。参列者が船外を一周し、記念写真で解散、11:14バスで撤収し、式典行事は完了。
さて本当の進水はこれからで、先ずは紅白の幕や、薬玉の撤去。11:27作業開始。クレーンup、洋上垂下、11:50浮揚、タグに引き出され前進、着岸。解散。一昨年のPS201「つるぎ」の時は、写真撮影に付いては、吊り上げ時、水線下は見るだけとの事であったが、今回は特に制限は無いが、ウォータージェットの構造など、外観のぱっと見、類似性が多い。船体外面は綺麗に塗装してあったが、甲板は軽合金むき出しであった。
工場では、ウォータージェット3基の軽合金の船体が建造中であったが、新型の350トン型巡視船のようだ。一区画は、既に屋外で組み上げられている。
12:30⇒〜13:15川崎市営桟橋⇒13:50駐車場(74203km)。
曇り/雨の予報だったが、曇りからやがて晴れ間となった。
本艇PC106「むらくも」は、PC105かがゆき型の2番船である。
厳原に配備されている昭和53年3月24日就役のPC201むらくもの代替で、PC201むらくも型も、いよいよ代替の時期となってしまったようだ。
新規作成日:2002年5月31日/最終更新日:2002年6月7日