ロランセンター

本項は 「海上保安庁パーフェクトガイド」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2005年3月のデータにもとずいています。
また、掲載出版内容と異なる部分も多々あります。
新規作成日:2005年5月7日以前を最終更新日としているものは、準備資料のまま内容の更新がないことを示しています。


ロランセンター

平成5年7月1日に千葉ロランセンターは開設された。
ロランC局により構成されたロランCチェーン航行援助システム(ロランC局と外国の電波標識により構成されるものを含む。)の運用に関する調整(コントロール業務)、ロランC局及びその付属施設の管理及び調整、整備を行うほか、新島、南鳥島滞在職員の後方支援業務も行っている。

わが国のロランチェーンの歴史
平成5年7月1日、旧北西太平洋ロランCチェーン(GRI:9970)を構成する4送信局のうち、慶佐次、十勝太ロランC従局の各業務をUSCG(アメリカ沿岸警備隊)から引き継ぎ、それぞれ、慶佐次、十勝太の両ロラン航路標識事務所が運用を開始した。
平成5年10月1日には、旧北西太平洋ロランCチェーンのうち、横田コントロールステーションの共同運用及び硫黄島ロランC主局、南鳥島ロランC従局の各業務をアメリカ沿岸警備隊から引き継ぎ運用開始。
平成6年10月1日には、新北西太平洋ロランCチェーン(GRI:8930)が業務開始した。
新北西太平洋ロランCチェーンの構成は、千葉コントロールステーション、新島(主局)、慶佐次(W従局)、南鳥島(X従局)、十勝太(Y従局)である。
これをもって、旧北西太平洋ロランCチェーンは業務廃止した。(横田コントロールステーション、硫黄島(主局)廃止。)
平成7年8月1日、韓国の浦項(ポーハン)ロランC局が北西太平洋ロランCチェーン のZ従局として運用開始し、北西太平洋ロランCチェーンは4従局体制となる。
平成8年1月1日、韓国ロランCチェーン(GRI:930)運用開始。新島ロランC局は、韓国ロランCチェーンのY従局として運用を開始し、北西太平洋ロランCチェーン主局と併せダブル運用体制となる。


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新規作成日:2005年5月7日/最終更新日:2004年12月4日