消防船 FL01 ひりゆう型
消防船 旧FL01 ひりゆう 型
昭和40年に室蘭港で発生したノルウェーのタンカー「ヘイムバード」の火災事故に鑑み、建造が計画された。
大型タンカーや、石油コンビナート災害に備え建造された。大規模な石油コンビナートの付近に配備されている。
双胴船で、放水銃を多数備えた赤い大きなマストが特徴。
煙突後方の球体は、泡原液タンクである。
1番船「ひりゆう」は船齢27年で代替となったが、残る4隻も、既に船齢34年〜26年と、基準とされる船齢25年を大幅に上回っており、本来の出動回数は極めて少ないものの、昨今の民間リストラに伴う非常体制の縮小傾向から見ても、能力更新は望まれるところである。
船名は、「昇竜」「海竜」など、「竜」に因んで命名されている。
総トン数: 200.3t(旧)
全長: 27.5m
最大幅: 10.4m
深さ: 3.8m
主機: ディーゼル 2基 2軸
出力: 2200馬力
速力: 13.2kt
武器: なし
船質: 鋼
航行区域: 沿海
最大搭載人員: 14名
同型船
FL01 ひりゆう 昭和44年3月4日 横浜 H9.12.2(解役)
FL02 しようりゆう 昭和45年3月4日 四日市
FL03 なんりゆう 昭和46年3月4日 下津
FL04 かいりゆう 昭和52年3月18日 堺
FL05 すいりゆう 昭和53年3月24日 水島
放水展示訓練 FL01 ひりゆう(94.5.22観閲式)
新規作成日:2001年11月28日/最終更新日:2004年11月9日