測量船 HL03 明洋型
測量船 HL03 明洋 型
沿岸海域での海洋調査を主任務とする測量船。
測量船 HL04 天洋型の拡大型。
船尾甲板には、各種、測量・観測装置を搭載している。
その運用のために、船尾幅は、一般船よりも広く確保されている。
船内には、採取したデータを即座に処理するための、各種分析装置を搭載している。
サイドスキャンソナー、10メートル型測量艇などを搭載している。
平成13年末に奄美大島沖で自沈した不審船の調査に当たったHL05海洋は、沈没位置の特定を即日に完了する能力を発揮した。
大型測量船は、本庁海洋情報部(旧 水路部)直轄で、東京港が定係港となっている。
船首楼型。
船名は、「明洋」「海洋」など、「洋」に因んで命名されている。
総トン数: 550t
常備排水量: 1035t
全長: 60.0m
最大幅: 10.5m
深さ: 5.0m
主機: ディーゼル 2基 2軸
出力: 2200馬力
速力: 15.8kt
航続距離: 5,000浬/14kt
主要観測機器:
・複合測位装置
・マルチビーム測深機(シービーム)
・水深測量自動収録装置 (HL03 なし)
・XBT
・ADCP
船質: 鋼
航行区域: 近海
最大搭載人員: 38名
同型船
測量船 HL03 明洋 (HL03明洋型) 平成2年10月24日 東京
測量船 HL05 海洋 (HL03明洋型) 平成5年10月7日 東京
新規作成日:2002年3月12日/最終更新日:2004年11月9日