Jpn 放射能調査艇 MS01 きぬがさ型 MSA

放射能調査艇 MS01 きぬがさ 型
原子力艦船寄港時の、放射能測定のため、建造されている。測定機器などを搭載するスペースを確保し、測定時の安定性を確保するため、先代同様、双胴船型とされ、横須賀港で活躍している。
放射能測定は、海中、空気中、および底土中に対して行われる。
言うまでも無く、アメリカ軍の原子力艦船の寄港地に配備されており、本船は横須賀港が担当である。
そのため、航行区域が東京湾横須賀港と平水であることから、作業時の安定を図るため、双胴船型とされている。
尚、本船の建造予算は、科学技術庁(当時)から支出されている。
船名は、「衣笠山」に因んで命名されている。

総トン数: 39t
満載排水量: 39t
全長: 18.0m
最大幅: 9.2m
深さ: 2.6m
主機: ディーゼル 2基 2軸
出力: 1000馬力
速力: 15.0kt
航続距離: 170浬
武器: なし
船質: 軽合金
航行区域: 平水
最大搭載人員: 6名

同型船
MS01 きぬがさ 平成4年1月31日 横須賀


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新規作成日:2001年11月28日/最終更新日:2004年11月9日