Jpn 巡視艇 PC51 よど型 MSA

p2193027. p2193029. p2193032.

35メートル型巡視艇 PC51 よど 型
消防機能強化型と呼ばれている、35メートル型巡視艇。
PC11はやなみ型の改型たる消防機能強化型のPC22はまぐも型の、消防能力を更に向上させた改型。
FM01ぬのびき型の更新にあわせて、消防艇能力を併せ持つ設計とされ、大型放水塔が2基と、PC22はまぐも型の倍増とされた。
放水能力も、毎分16800リットルと、FM01ぬのびき型(毎分14000リットル)をも上回る能力である。
消防機能強化型巡視艇整備の背景には、従来独立して整備していた消防艇のリタイアを迎え、効率化のために、消防艇の機能を巡視艇に持たせるに至ったためである。
マストに装備された放水銃は、海面から17mまで伸ばすことが出来る。 また、消防艇としての機能として、自衛用の散水ノズル、消火栓、なども備えている。
巡視艇の船体は、グレーが普通だが、航路上で目立つように、船体は白く塗られている。
船名は、「四度の滝」「那智の滝」など、水に関する滝の名称のものから選ばれているが、「四度の滝」は茨城県の袋田の滝の別名である。

総トン数: 125t
全長: 37.0m
最大幅: 6.7m
深さ: 3.4m
主機: ディーゼル 2基 ウォータージェット2軸
出力: 5200馬力
速力: 25.0kt
武器: なし
船質: 鋼
航行区域: 沿海

同型船
PC51 よど 平成14年3月29日 鹿島
PC52 ことびき 平成15年3月27日 岩国
PC53 なち 平成15年3月27日 徳山
PC54 ぬのびき 平成15年3月27日 姫路


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新規作成日:2002年4月3日/最終更新日:2004年11月9日