巡視艇 PC83 しまぎり型
23メートル型巡視艇 PC83 しまぎり 型
PC46「しきなみ」型(昭和50年前後に就役)の後継として建造された巡視艇。
格段の航洋性と高速化を図っている。
30メートル型巡視艇 PC201 むらくも型を参考とされ、洗練された船橋構造となっている。
海上保安庁船艇として、初めて、全溶接構造を採用され、軽量化が図られている。
それ以前の建造船は、一部にリベット接合方式が取られていた。
船名は、「霧」や「波」という、気象天象に関するものから、地域に因んで命名されている。
総トン数: 40t
満載排水量: 50t
全長: 23.0m
最大幅: 5.3m
深さ: 2.7m
主機: ディーゼル 2基 2軸
出力: 3000馬力
速力: 30.0kt
航続距離: 250浬
武器: なし
船質: 軽合金
航行区域: 沿海
最大搭載人員: 10名
同型船
PC83 しまぎり 昭和60年2月7日 広島
PC84 おきなみ 昭和60年3月22日 水島
PC85 はやぎり 昭和60年2月22日 尾道
新規作成日:2001年11月28日/最終更新日:2004年11月9日