Jpn 巡視船 PM73 びほろ型 MSA

p2182015. p2182016. p2205026. p2205029.

350トン型巡視船 PM73「びほろ」型
最後の、在来型(排水型船型)の改4-350トン型巡視船。公称船型350トン型ではあるが、排水量600トンを超え、従来の公称船型450トン型よりも大型である。
PM65「くなしり」の改良型で、大幅な居住性向上のため、船橋構造物が、後部に拡大されている。
PM77「さど」は、平成11年3月23日に発生した、日本海での「不審船追尾」に際して、追跡を行っている。
平甲板型。
船尾甲板には、在来型巡視船の特徴である、曳航ロープのハンドリング用ステーが装備されている。
既に最終船就役から25年が経過しており、解役が始まっている。
本船型の改良型としては、500トン型巡視船 PM01てしお型が建造され、350トン型巡視船としては、新型船型の PM95「あまみ」型が建造されている。
船名は、北海道の「美幌」、九州の「球磨」、三重の「五十鈴」、九州の「松浦」などに因んで命名されている。

総トン数: 503t(旧)
常備排水量: 600t
全長: 63.4m
最大幅: 7.8m
深さ: 4.3m
主機: ディーゼル2基
出力: 3000馬力
速力: 18kt
航続距離: 3,200浬
武器: 13mm単装機銃×1
船質: 鋼
航行区域: 近海
最大搭載人員: 34名

同型船
PM73 びほろ 昭和49年2月28日 函館
PM74 くま 昭和49年2月28日 鹿児島
PM75 ふじ 昭和50年2月7日 田辺 H16.2.24解役
PM76 かばしま 昭和50年3月25日 佐世保 H16.3.29解役
PM77 おくしり 昭和50年2月7日 江差 H16.3.29解役
PM78 いしかり 昭和51年3月13日 釧路
PM79 あぶくま 昭和51年1月30日 八戸
PM80 いすず 昭和51年3月10日 鳥羽
PM81 きくち 昭和51年2月6日 門司
PM82 くずりゆう 昭和51年3月18日 境
PM83 ほろべつ 昭和52年1月27日 小樽
PM84 しらかみ 昭和52年3月24日 稚内
PM85 まつうら 昭和51年11月30日 唐津
PM86 とね 昭和51年11月30日 酒田
PM87 みささ 昭和52年1月28日 呉
PM88 くろべ 昭和52年2月15日 金沢
PM90 ちくご 昭和53年1月27日 佐世保
PM91 やまくに 昭和53年1月26日 大分
PM92 かつら 昭和53年2月15日 仙崎
PM93 おおよど 昭和53年2月23日 油津


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新規作成日:2001年11月28日/最終更新日:2004年11月9日