Jpn 中型回転翼航空機 アエロスパシアルAS332L1 MSA



中型回転翼航空機 アエロスパシアルAS332L1
アエロスパシアル社のヘリコプターをベースとしたもの。
海上保安庁の類別としては中型とされているが、世界的には大型ヘリコプターの部類に入る。
PLH31「しきしま」搭載機として、軍用型が2機導入され、後に民間型が2機追加されている。
軍用型とされたのは、プルトニュウム輸送護衛と言う任務のためである。
軍用型は、すなわち、防弾能力を付与されたものである。
海上保安庁仕様として、吊り上げ救助装置やサーチライト、気象用レーダー、非常用フロートなどを備えている。
非常用フロートは、膨張式の浮体で、洋上を活動するためには必須の装備である。
正式名称は、アエロスパシアル式AS332L1型。
PLH31「しきしま」の搭載機のほか、羽田航空基地をベースに行動している。
海上保安庁の航空機には、愛称がつけられており、PLH31「しきしま」の搭載機には「わかたか」「うみたか」、羽田所属機は「わかわし1号」「わかわし2号」などと呼ばれている。
海上保安庁の航空機は、所属管区ごとに命名されているため、同一の機種でありながら、まったく独立した名前となっている場合が多いが、本型は全て第三管区の所属のため、比較的統一された命名となっている。

全長: 18.7m
全高: 5.0m
ローター径: 16.2m
自重: 4500kg
最大離陸重量: 8600kg
発動機: ターボシャフト2基
出力: 1819馬力×2
最高速力: 140kt
巡航速力: 125kt
航続距離: 500浬
最大搭乗者数: 名

MH 685 わかたか 平成4年4月8日 横浜海上保安部(巡視船しきしま搭載)
MH 686 うみたか 平成4年4月8日 横浜海上保安部(巡視船しきしま搭載)
MH 805 わかわし1号 平成9年5月29日 羽田航空基地
MH 806 わかわし2号 平成9年5月29日 羽田航空基地




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新規作成日:2004年11月10日/最終更新日:2004年11月10日