Jpn 小型回転翼航空機 ベル206B MSA



小型回転翼航空機 ベル206B
アメリカ、ベル・ヘリコプター・テクストロン社の小型ヘリコプターをベースとしたもの。
対米通貨調整緊急措置として購入された小型ヘリコプターの代替機である。
海上保安庁仕様として、非常用フロートなどを備えているほか、吊り上げ救助装置の取り付けも可能である。
非常用フロートは、膨張式の浮体で、洋上を活動するためには必須の装備である。
正式名称は、ベル式206B型。
メーカーの正式な型式としては、206B3型である。
原形のベル206Bジェットレンジャーは、世界で最も多く使用されていると言う小型タービン・ヘリコプター。1967.1から量産機の引渡が始まっている。
各地の航空基地をベースに、公害監視を中心に行動していほか、操縦要員の訓練にも使用されている。
海上保安庁の航空機には、愛称がつけられており、羽田所属機は「はちどり」、仙台所属機は「おおるり」などと呼ばれている。
同一の機種でありながら、まったく独立した名前となっているのは、所属管区ごとに命名されているためである。

全長: 11.8m
全高: 3.9m
ローター径: 10.2m
自重: 911kg
最大離陸重量: 1452kg
発動機: ターボシャフト12基
出力: 420馬力×1
最高速力: 130kt
巡航速力: 113kt
航続距離: 329浬
最大搭乗者数: 5名

SH 82 あび1号 平成3年6月26日 広島航空基地
SH 176 おおるり 平成8年3月22日 仙台航空基地
SH 177 はちどり 平成8年3月22日 羽田航空基地
SH 178 あび2号 平成8年3月22日 広島航空基地




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新規作成日:2004年11月10日/最終更新日:2004年11月10日