Jpn 砕氷艦 AGB5001 ふじ 型 JpnE



補助艦艇
AUXILIARY SHIP

砕氷艦
ICE BREAKER
南極観測の縁の下の力持ち

砕氷艦 AGB5001 ふじ(AGB5001ふじ型) 昭和40年7月15日 日鋼鶴見 S39 (退役)
初代の海上保安庁巡視船「宗谷の後継として建造された、南極観測輸送支援用の砕氷艦。これらの艦船を南極観測船と呼ぶのは、あくまで俗称であり、観測資材の輸送が本務で、現地での観測業務は副次的なものである。
砕氷艦特有の推進方法として、ディーゼルエレクトリックが採用され、砕氷航行時の操船が容易になっている。
文部省(現在の文部科学省)予算で建造されている。
例年、8月から10月に国内各地を巡航、総合訓練を行い、10月14日東京港晴海埠頭を出港し、オーストラリアのフリーマントル経由で、南極大陸に向かっている。
代替えとしてAGB5002しらせ型が建造され、退役した。
艦名は、名所旧跡(山または氷河)の名称が付けられており、「富士山」に因んで付けられている。
AGB とは Auxiliary Ice Breaker の略号。

同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
砕氷艦 AGB5001 ふじ 昭和40年7月15日 日鋼鶴見 S39 (退役)



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新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年6月18日