Jpn 海洋観測艦 AGS5102 ふたみ 型 JpnE

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補助艦艇
AUXILIARY SHIP

海洋観測艦
OCEANOGRAPHIC RESEARCH SHIP
海洋の戦は まずは海のすべてを知ってから

対潜作戦に必須の海洋データを丹念に収集
海洋観測艦 AGS5102 ふたみ (AGS5102ふたみ型)
海上自衛隊初の海洋観測艦「あかし」の改良型であるが、音響観測能力の強化が図られている。
対潜作戦、対機雷戦作戦に必要な、海洋、気象、潮流、海底地形、水質、地磁気などのデータを収集解析する。
観測機器としては採水器、採泥器、水温記録器、海底音波探査機、音響測深儀、電磁海流計、自記流向流速計、遠隔温湿度計、風信儀、塩分測定機、海中雑音測定装置、気象用ファックス、気象用無線テレタイプ、TSピンガー、STDVなどがある。
艦首のケーブルシーブ(滑車)が特徴的で、ここから艦内に格納されているケーブルを引き出し、海底に敷設する。
NTTの海底線敷設船に類似した艦容であるが、同様に艦内にはケーブルタンク(格納庫)を持っている。
自衛艦には珍しく、舷窓が使われている。
「ふたみ」「わかさ」は同型艦であるが、搭載レーダーなど、外観上の相違点も多い。
艦名は、名所旧跡(海浜、浦)の名称より、鳥羽の「二見が浦」、京都の「若狭湾」に因んで付けられている。
AGS とは Oceanographic Research Ship の略号。

同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
海洋観測艦 AGS5102 ふたみ 昭和54年2月27日 海洋業務群 横須賀 三菱下関 S51
海洋観測艦 AGS5104 わかさ 昭和61年2月25日 海洋業務群 横須賀 日立舞鶴 S58

基準排水量:2050t / 満載排水量:3175t
主要寸法 全長97m×幅15.0m×深さ7.6m×喫水4.3m
主機:ディーゼル2基2軸, 出力:4400PS, 速力:約16kt
船型:長船首楼型, 乗員:約105名
主要装備:海洋観測装置:一式


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新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年5月12日