海洋観測艦 AGS5105 にちなん 型
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補助艦艇
AUXILIARY SHIP
海洋観測艦
OCEANOGRAPHIC RESEARCH SHIP
海洋の戦は まずは海のすべてを知ってから
最新大型の海洋観測艦
海洋観測艦 AGS5105 にちなん (AGS5105にちなん型)
海上自衛隊初の海洋観測艦「あかし」の代替えとして建造された。
艦首のケーブルシーブ(滑車)が特徴的で、ここから艦内に格納されているケーブルを引き出し、海底に敷設する。
NTTの海底線敷設船に類似した艦容であるが、同様に艦内にはケーブル格納庫を持っている。
「ふたみ」型に類似した艦型であるが、一回り大きく、桟橋への繋留も、同じ扱いが出来ないほどである。
艦内発生音低減のために電気推進方式が採用されている。
平成17年1月後半〜2月後半には、本州南方海域での海底地形観測を行い、収集したデーターについては、「大陸棚調査・海洋資源等に関する関係省庁連絡会議」の定めた大陸棚画定に向けた基本方針に基づき、海上保安庁に提供される。
艦名は、名所旧跡(海浜、浦)の名称より、九州の「日南海岸」に因んで付けられている。
AGS とは Oceanographic Research Ship の略号。
同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
海洋観測艦 AGS5105 にちなん 平成11年3月24日 海洋業務群 横須賀 三菱下関 H8
基準排水量:3300t
主要寸法 全長111m×幅17.0m×深さ9.0m×喫水4.5m
主機:ディーゼル3基推進電動機2基2軸, 出力:5800PS
速力:約18kt
船型:長船首楼型, 乗員:約80名
主要装備:海洋観測装置:一式
新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2005年1月22日