訓練支援艦 ATS4202 くろべ 型
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訓練支援艦
TRAINING SUPPORT SHIP
護衛艦隊の実力は訓練の積み重ね
ハイテク時代の訓練支援艦
訓練支援艦 ATS4202 くろべ (ATS4202くろべ型)
海上自衛隊初の訓練支援艦「あづま」に続いて建造された。
高速標的機チャカ(CHUKARV)、ファイアー・ビー(BQM-34AJ改)を運用する。
搭載機はBQM−34AJ高速標的機4機と、MQM−74C型チャカ(CHUKARV)4機である。
誘導には、マストに装備された、国産のフェーズドアレイレーダーを使用し、同時に標的4機の運用が可能である。
また、対空ミサイルの射撃評価装置も初めて搭載している。
海上自衛隊で始めて、女性幹部が乗り組んだのは本艦である。
艦名は、名所旧跡(渓谷)の名称より、「黒部渓谷」に因んで付けられている。
ATS とは Training Support Ship の略号。
同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
訓練支援艦 ATS4202 くろべ 平成1年3月23日 護衛艦隊 直轄 呉 日鋼鶴見 S61
基準排水量:2200t / 満載排水量:3200t
主要寸法 全長101m×幅16.5m×深さ8.5m×喫水4.0m
主機:ディーゼル4基2軸, 出力:9100PS, 速力:約20kt
船型:長船首楼型, 乗員:約155名
主要装備:3インチ62口径単装速射砲:1基, 対空射撃訓練支援装置:一式
新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2004年10月10日