訓練支援艦 ATS4203 てんりゅう 型
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訓練支援艦
TRAINING SUPPORT SHIP
護衛艦隊の実力は訓練の積み重ね
最新式のハイテク訓練支援艦
訓練支援艦 ATS4203 てんりゅう (ATS4203てんりゅう型)
初代訓練支援艦「あづま」の代替えとして、訓練支援艦「くろべ」に続いて建造された。当初、「くろべ」の大幅な拡大型の予定だったが、予算の都合で規模縮小されている。
高速標的機チャカ(CHUKARV)、ファイアー・ビー(BQM-34AJ改)を各4機搭載し、運用する。
誘導には、マストに装備された、国産のフェーズドアレイレーダーを使用する。
同時に運用可能な標的は、合計4機であるが、イージス艦への訓練支援能力も加味されている。
本艦の受注はマリンユナイテッドであるが、建造は住友重機械工業浦賀工場であり、再編が進む造船界を物語っている。
艦名は、名所旧跡(渓谷)の名称より、「天竜峡」に因んで付けられている。
ATS とは Training Support Ship の略号。
同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
訓練支援艦 ATS4203 てんりゅう 平成12年3月17日 護衛艦隊 直轄 呉 住重浦賀 H9
基準排水量:2400t
主要寸法 全長106m×幅16.5m×深さ8.6m×喫水4.0m
主機:ディーゼル2基2軸, 出力:12500PS, 速力:約22kt
船型:長船首楼型, 乗員:約140名
主要装備:3インチ62口径単装速射砲:1基, 対空射撃訓練支援装置:一式
新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2004年10月10日