Jpn 護衛艦 DD107 むらさめ 型 JpnE

護衛艦 甲型警備艦
DESTROYER
対空重視の甲型警備艦

護衛艦 DD107 むらさめ (DD107むらさめ型)昭和34年2月28日 三菱長崎 S31 ASU7006

あやなみ型に続いて建造された、国産甲型警備艦。対潜能力を優先されたあやなみ型に対し、対空能力を重視されている。
当時は、対潜艦を中心とし、対空艦を加えて1個護衛隊群を編制し、船団護衛に当たることを想定されていた。
あやなみ型同様、はるかぜ型の平甲板型に対して、甲板室を両舷、及び艦首まで外板を延長したも長船首楼型とされた。これにより、艦内区画は格段に広げられた。また、この長船首楼の後端は、なだらかな坂で後部甲板に接続されており、後にオランダ坂と呼ばれている。
砲は5吋砲3基と、3吋連装砲2基とされ、極めて強力な火力とされた反面、艦内容積はかなり圧迫されている。
対空艦としての後継は、DDG163あまつかぜ型。
艦名には、天象気象の名称から、「村雨」「夕立」「春雨」など、「雨」に関する名称が付けられている。
DD とは Destroyer の略号で、元来は、駆逐艦 の意。

同型艦
護衛艦 DD107 むらさめ 昭和34年2月28日 三菱長崎 S31 ASU7006
護衛艦 DD108 ゆうだち 昭和34年2月25日 石川島東京 S31 ASU7007
護衛艦 DD109 はるさめ 昭和34年12月15日 浦賀船渠 S32 ASU7008



戻る TOPに戻る

新規作成日:2002年5月7日/最終更新日:2002年5月7日