Jpn 掃海管制艇 MCL722 にいじま 型 JpnE

p1215034. p1216027.

機雷戦艦艇
MINE WARFARE SHIPS
世界一の掃海能力を持つ海上自衛隊の掃海艦艇

掃海管制艇
MINESWEEPING CONTROL SHIP
次世代の掃海艦艇

最新の掃海システムを操る
掃海管制艇 MCL722 にいじま (MSC649はつしま型)
新型掃海システムの採用により、平成になって新たに導入された艦種。
ドイツのトロイカ掃海システムのように、無人自航式の大型掃海具を誘導管制し、掃海する。無人の艇体は、水深の浅い海面にも自由に航行出来る他、より危険度の高い海域での使用にも、惜しげもなく投入できるメリットがある。
従来、小型掃海艇(MSB)6隻と、掃海母艇(MST)1隻で、港湾、沿海部などの浅い海面部分の掃海に当たっていたが、小型掃海艇(MSB)の退役に伴い、新システムの採用に至った。
運用する、遠隔操縦自航式掃海具(SAM)は、スウェーデンで開発された物で、左右の浮体の上に、構造物をのせ、掃海を行うもの。
磁気機雷と、音響機雷の掃海に当たり、掃海海面へのブイ(浮標)の設置も行える。
本型管制艇1隻で、遠隔操縦自航式掃海具(SAM)2隻を、同時に管制可能である。
艦名は、掃海艇時代のままで、伊豆諸島の「新島」、鹿児島の「屋久島」などの島名に因んで付けられている。
MCL とは Minesweeping Control Ship の略号。

同型艦
掃海管制艇 MCL722 にいじま 昭和56年11月26日 日鋼鶴見 S54 2002.3.4 MSC655
掃海管制艇 MCL723 やくしま 昭和57年12月17日 第1掃海隊群 第101掃海隊 呉 日鋼鶴見 S55 MSC656
掃海管制艇 MCL724 ははじま 昭和59年12月18日 第1掃海隊群 第101掃海隊 呉 日鋼鶴見 S57 MSC660

基準排水量:440t / 満載排水量:536t
主要寸法 全長55m×幅9.4m×深さ4.2m×喫水2.5m
主機:ディーゼル2基2軸, 出力:1440PS, 速力:約14kt
船型:船首楼型, 乗員:約28名
主要装備:遠隔操縦式掃海具操縦装置:一式

遠隔操縦自航式掃海具(SAM)
基準排水量:20t
主要寸法 全長18.0m×幅6.1m×喫水0.7m
主機:ディーゼル, 出力:210PS, 速力:約8kt
船型:双胴船型
主要装備:掃海装置:一式(磁気機雷、音響機雷)


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新規作成日:2001年11月27日/最終更新日:2002年5月12日