Jpn 潜水艦 SS521 はやしお 型 JpnE

潜水艦
SUBMARINE
海の忍者 深く静かに潜航せよ!

小型潜水艦
潜水艦 SS521 はやしお 昭和37年6月30日 新三菱神戸 S34 (退役)
海上自衛隊の潜水艦の歴史は、アメリカより貸与された、ガトー級潜水艦、SS501 くろしお に始まった。海上自衛隊は、外洋作戦としては当初船団護衛を想定し、対潜作戦に重きを置いていたが、訓練のためには、海に潜る敵たる「潜水艦」か欠かせなかった。当初はアメリカ海軍の潜水艦に協力を求めていたが、やがて潜水艦そのものを貸与されることとなった。
これと並行して、国産潜水艦も計画され、昭和35年6月30日、SS511「おやしお」か就役した。旧海軍時代、優秀な潜水艦を数多く開発したわが国造船工業界であったが、戦後10年を超える空白はいかんともしがたく、関係者には並々ならぬ苦労があったと伝えられるが、通常動力潜水艦として当時の世界水準に比しても優秀な潜水艦を就役させた。
この経験を踏まえ、また、沿岸防備という作戦も視野に入れて、昭和37と、昭和38年に、小型のSS521はやしお型、SS523なつしお型、各2隻が建造された。建造所は、共に神戸にある、三菱重工神戸造船所と、川崎重工神戸造船所(名称は現在のもの)がこれにあたり、以降今日まで、この体制が続いている。
所要の隻数を揃える観点から、小型艦とされている。

SS とは Submarine の略号。

同型艦
艦種 記号・番号 艦名 竣工/編入 配属 定係港 建造所 計画年度 退役 備考
潜水艦 SS521 はやしお 昭和37年6月30日 新三菱神戸 S34 (退役)
潜水艦 SS522 わかしお 昭和37年8月17日 川重神戸 S34 (退役)


SS521はやしお 艦内配置
Pict_0622.



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新規作成日:2002年5月11日/最終更新日:2002年6月18日