充足の考え方

部隊は常に全数充足していることが本来は望ましい。
しかし、予算その他の事情でなかなかままならない。

そこで、非常時における充足と言う考え方が生れる。

例えば、1個の基本単位を見た場合、仮に4つの部隊で構成されるとする。
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のように、*:実員、+:補充枠 となる。
この場合、4個の隷下部隊を構成し、作戦計画も部隊単位で構成できる。
が、緊急出動時には、定員割れの状態での実動を余儀なくされるほか、補充されても、補充枠の錬度は低いから、部隊全体の足をひっばりかねない。
人海戦術の時代は良いのだが、精鋭部隊による作戦となると不都合も多い。

そこで、
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のようにする。
総員数は変らないが、定数充足部隊3つと、ほとんど補充枠だけの部隊1つとなる。
緊急出動時には、3つの定数充足部隊が実動できるほか、補充枠の部隊は錬度が低くても、後方予備として充当できる。
緊急出動時、前者に比べて、1個部隊が減少はするのだが、定数充足部隊というメリットも大きい。



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新規作成日:2003年1月3日/最終更新日:2003年1月3日