ライフセービング 水難救助
海や川での水難は、安全に心がけて回避することが大切だ。
しかし、万が一遭遇した場合の対処も必要である。
海や川で溺れている人を助けようとして、共に事故にあう人も少なくない。
水難事故を発見したら、直ちに救援を呼ぶことが大切だ。
とは言え、目の前の事態を、救援が来るまで放置することもできない。
近くにペットボトルが転がっていたら、これを溺れている人のそばに投げる。
空のペットボトルは、浮き袋の代わりになるのだ。
密閉されたものの方がよいが、ふたがなくても、開口部を下に向ければよい。
受け取ったものは、あごの下に抱きかかえる。
さすれば、頭が浮き、呼吸が落ち着く。
されば、パニック状態から復帰できる。
もし、紐があるなら、ペットボトルにくくりつけてから投げよう。
このとき、片方には、輪っかをつくり、投げる側の足首に引っ掛けておこう。
早く助けたい気持ちは山々だが、あわてて引っ張ると、すり抜けてしまうことがある。
はやる気持ちを抑えて、ゆっくり引こう。
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海水浴場などでは、ライフガードと呼ばれる組織が、守ってくれている。
監視所での監視、救助のほか、即応できるように訓練をつんでいる。
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新規作成日:2004年2月6日/最終更新日:2004年8月5日