河川通航標識

河川通航標識

河川は、海洋と異なり、相互の交通が少なく、独立した体系となっているが、近年のレジャー等の利用を含めて水上交通が活発となり、標識の制定が模索されている。
注意、禁止の表示は、各河川ごとに行われており、共通化は図られていないのが現状だが、この荒川における河川通航標識により、試行錯誤が始まってゆくのではなかろうか。


(1)動力船通航禁止区域
RivSig001
手こぎボート(レガッタ等)が安心して通航できるように動力船通航禁止区域を設定します。原則として動力船の通航を禁止します。

(2)自然保全区域
船舶等通行禁止
RivSig002
河岸の自然環境を保全するために、自然保全区域を設定します。船舶等の通行を原則として禁止します。

(3)水上オートバイ通航方法制限区域
RivSig003
水面利用の状況や河道の状況を考慮して、水上オートバイ通航方法制限区域を設定します。水上オートバイの不規則な通航を禁止します。

(4)減速区域
引き波禁止
RivSig004
河岸の自然環境や係留施設等に係留している船舶に支障が生じないようにするため、減速区域を設定します。航走波による自然環境や係留されている船舶などへ支障を与えないように減速します。

(5)施設管理区域
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。


追越し禁止
RivSig005
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。水門などでの追越が制限されている。

行会い・追越し禁止
RivSig006
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。径間が1つの水門などでの行合い・追越が制限されている。

回転禁止
RivSig007
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。水門などでの回転が制限されている。

汽笛
RivSig008
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。径間が1つの水門などに進入しようとするときは、長音一回の汽笛信号を行うように努めなければならない。また、当該動力船に接近するほかの船舶等は、長音一回の汽笛信号により応答するように努めなければならない。

進入禁止
RivSig009
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。径間が2つの水門では進行方向左側の径間、排水機場などのすべての樋管などは進入禁止。

進入可
RivSig010
河川管理施設を守るために特定の区域を設定。径間が2つの水門では進行方向右側の径間を通航する。



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新規作成日:2005年1月26日/最終更新日:2005年1月26日