クーデターと革命
クーデター(coup d'etat/仏語)は権力側内部において、政権奪取を図る行為。
No.1を、No.2が追い落として主座に着くなど、国家体制そのものは維持したまま、権力者が交代するもの。
日本語では政変と訳される。
革命は、政権体制の変革を前提としたもの。
国王を追放、または権力を限定し、主権を民衆に移すなど。
反乱は、現政権そのものに反発するものの、政権交代を意味していない。
また、クーデターや革命を意図していても、鎮圧された場合、反乱とされることもある。
現代社会において、いずれも非合法で超法規的措置による権力奪取として否定的に見られる傾向が強い。
クーデターは、タイなど、東南アジアや、軍事政権において、しばし発生している。
革命は、フランス革命(王制 --> 共和政)、ロシア革命(王制 --> 共産制)などが有名。
また、産業革命(小規模手工業 --> 大規模機械工業)などと称されることもある。
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新規作成日:2006年9月21日/最終更新日:2006年9月21日