艦載機

艦載機

艦載機は、艦船に搭載されて運用される航空機である。

その昔、水上機が搭載され、偵察や観測、爆撃等に使用されることに始まった。
水上機は、洋上に下ろすことによって海上を滑走路として離発着が可能で、船舶を基地とする運用が可能であった。

その後、陸上機を艦上で運用することが模索され、飛行甲板を備えた航空母艦が生まれた。
フロートを持たない航空機は、水上機よりも高性能であり、戦闘機、爆撃機、攻撃機、偵察機、哨戒機などが運用された。
航空機の性能が向上すると共に大型化し、航空母艦も大型化が求められた。
離発着艦の方法も改善され、自力で飛行甲板を滑走するのではなく、カタパルトによる発射、制動装置による着艦などが開発された。
が、航空母艦は規模も大きく、大国でなければ運用は難しかった。

その後、ヘリコプターが開発され、狭い甲板しか持たない艦艇でも運用が可能となってゆく。

水上艦艇における艦載ヘリの任務は、主として対潜哨戒攻撃だが、ミサイル哨戒、攻撃誘導、捜索救難なども行うようになっている。


空母を含む防空域
Pict_0822.

対潜作戦
海上自衛隊の対潜作戦の系譜


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新規作成日:2006年11月27日/最終更新日:2006年11月27日