可哀想なのはできの悪いおまわりの上司の警察官

「できの悪い」というのが、勤務成績が若干劣るというものであればまだ良いのだが、犯罪を犯して検挙されると大騒ぎだ。

既に警察官の犯罪は、痴漢や覗き、盗撮から強盗、殺人に至るまで、何でも起きているから、新たな事件がおきたところでそれほど驚かなくなっている。
事件後、警察本部等では「警察の信頼を失墜させ」と答弁するのだが、それほど心配には及ばない。
既に警察の信頼は失墜しているので、新たな事件では、更に大きく失墜することは無いわけだから。
ま、信頼回復を遅らすことに変りは無いのだが。

が、仮にも警察組織である以上、警察官の犯罪行為に対して、許されるものでもない。
ここで大変なのは、該当警察官の上司だ。
監督責任やら何やらとやかましい。
犯罪の程度によっては、引責辞職だ。

しかし、勤務時間中の職務行為についての監督指導責任ならまだしも、私生活に関係するものでは限界もある。
借金を抱え、ギャンブルに溺れ、などということに対して、どのくらい介入できるものか。
面倒見の良い上司でも、介入して不足する金品をあげるわけにもいかないだろう。
叱責して改善できれば万歳だが、うるさく文句を言う上司は疎まれるし、表面上円満を装うなら、事実関係を正しくは伝えないだろうから、問題は潜航してしまう。
されば、監督できない部分まで責任を取らされては気の毒だが・・・。

ただ、これだけ蔓延している状況では、表面的な形式ではなく、もっと突っ込んだ指導体制が必要だ。
そもそも、警察官が辞めたとき、次の職をどうするのか。
勤務熱心なものが、警備会社等から引き抜かれるなどは別にして、犯罪で辞めた場合、それが懲戒免職か、依願退職かなどは、あんまり関係ない。
すなわち、まっとうな職には就けないということだ。
そして唯一世話をしてくれそうなのは、今まで追いかけていた相手方の、犯罪予備集団だろう。
そしてまた、警察から追われる仕事に手を染めるのである。
後悔先に立たずというが、結果を予測できない場合はまだしも、予見できることを侵すのは愚かだ。
冷静に考えることだ。

この程度のことでは捕まらないと考えている「おまわり」よ。
それは、あんたの、一警察官としての能力の範囲であって、いずれ悪は滅びる。

問題なのは、一般に、優秀な責任の取れるものが、引責で失われることだ。
確かに、上司の責任は存在する。
しかし、それは明確な対処が無い部分について、追求されても仕方ない。
いうなれば、人事、教育部署の怠慢のほうが優先するだろう。

責任の取り方を言う前に、責任を負わされることの無いように、組織体制を考えることだろう。
それは、隠蔽によるものではなく、広い見識で、警察官の犯罪が発生しないような体制を作ることだ。


「おまわり」の表現は、一見不適切にも映るかもしれないが「さん」は敬称であり、敬称を付与するに値しないものに、敬称をつける必要もなく、警察官という名詞と等価の単語そのものとして使用する点において、何ら問題は無いと考えている。
心から敬称をつけて呼ばれるように、精進してもらいたいものだ。




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新規作成日:2006年12月16日/最終更新日:2006年12月16日