警視庁越権行為の交通整理

平成15年9月19日 金曜
警視庁警備部 機動隊「査閲」の終了後、警備部長等の幹部が帰る時の事である。
晴海埠頭の会場(都有地)より、大通りに出るところの事だ。

機動隊員が道路に割って出て、通行中の車輌の前に立ちはだかって制止した。
そして、警備部長等の幹部の車を、会場(都有地)より、大通りに左折されて、一般車輌より優先させて通行させた。

写真はその一連のものである。
見て分かる通り、片側3車線であり、なにも一般車輌を制止する必要はない。
にもかかわらず、こういう暴挙を平然と行なっている。

皇室や、国賓など、警備上の事情から、一般車輌より優先させる場合もあるだろう。
しかし、今回は、その警備に当たるべき、警視庁警備部である。

警察官の指示に一般車輌は従う義務は、道路交通法で定められている。
されば、その運用は厳格であるべきだ。

たまたま居合わせた、所轄のパトカーに指摘し、現場確認と注意をさせた。
が、その後「通報したのはお前か」と食って掛かってきたのは、機動隊員である。

一般市民を守るべきである警察官が、このような自己中心的発想ではたまらない。

本件は、越権行為であり、道路交通法違反であろう。
本来は、注意程度ではなく、懲戒処分があってしかるべきものである。


機動隊「査閲」退場車輌を優先する越権行為と、それを注意される機動隊員

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新規作成日:2003年9月24日/最終更新日:2003年9月24日