民主党世田谷区議会議員の経歴詐称問題

2007.4の世田谷区議会議員選挙でトップ当選した民主党の議員に、経歴詐称問題が発覚した。
外務省在ルクセンブルグ大使館一等書記官という経歴が、実は三等書記官だったという。
報道の取材によれば、格下の小国に赴任する場合、実ランクを一つ上げて称するという。
そのため、三等書記官だった本人は、二等書記官と称したためその(かさ上げの)記憶が鮮明で、今回の選挙に当たって、更にかさ上げして一等書記官と記載し、詐称ではなく、誤記だという。
彼によれば、現地では等級の区分なく勤務していたため、等級の認識が甘かったという。

ははは、せせら笑う。
大使、一等、二等、三等、と大使館勤務員には等級がある。
もちろん、職責も違う。
赴任国が大国か小国かによっても、序列はある。

ランクを一つ上げて称することも、赴任国を馬鹿にした話だが、そういったからくりを認識していれば、ルクセンブルクにアメリカ大使館一等書記官と同等の者が赴任するはずはない。
アメリカ大使館一等書記官と同等の者が赴任するとすれば、ルクセンブルク大使であろう。

外務省一等書記官というのは、官僚の等級だ。
在ルクセンブルグ大使館一等書記官は、赴任時の肩書きである。
官僚がこういった認識をあいまいにしていたとすれば、職務怠慢もはなはだしい。

しょせん、二流三流の者が、肩書きでものを言おうとする、哀れな有様だ。


公職選挙法では、当選を目的とした経歴の詐称を禁止している。
この議員がもし、一等書記官ではなく、三等書記官であった場合、当選にどれだけ影響したかという問題とともに、こういった決め事にいい加減で済ませるという姿勢が問題だ。
知らなかった、記憶にない、でごまかすのは議員の特権であった時代は前世紀の話だ。
新しい時代に必要な人材なら、このような間抜けな事案を起こすものではない。


2007.7.3 果たして辞任した。やっと。
そりゃそうだろう、宝くじで三等が当たっても、一等の懸賞金なんかくれるわけがない。
等級と言うのはあくまで明確な区別であり、一等も三等も同じなんてことはありえない。




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新規作成日:2007年5月2日/最終更新日:2007年7月4日