三菱東京UFJ銀行の危機管理意識

2006だか2007の始め頃だか、西小山駅前にある無人店舗のドアガラスが割れていた。
連絡したのだが、埒が明かない。
ダンボールが貼ってあるのだが、ガラスの裂け目が全て覆われているわけではなく、子供が触ったら怪我をする。
帰りには直っていたのだが、ロクな説明をしない。
無人ATMといえどもお金を扱うわけで、経緯はともあれ、襲われることも問題だし、襲われっぱなしでほったらかしというような、こういったところの意識の低さは疑問が残る。


2007.7.25、同じ場所の向かいに怪しい人影があった。明らかにこのATMコーナーを対象としている。ただ、銀行員かもしれないが、バッチはない。
一応、ATM備え付けの電話で銀行側に連絡した。
と、ATMのタッチパネル周囲には、ごみやらATMのご利用明細やらが散らばっている。
ATMのご利用明細には口座番号等が記載されており、しかるべき犯人は、この紙だけでカードの偽造による出金が出来る代物だ。
適当に放棄したのは利用者の無責任さだが、これが放置されているのはATMの管理の問題だ。
ATMには、犯人のカメラが設置されることもあり、銀行側の管理体制が問われている。
実際、UFJの他の店舗では、そのような事件もあった。
無人店舗とはいえ、週に何度かは、メンテナンスや巡回警備、金銭の出し入れなどが行われているはずで、直接の分掌がどうなっているのかは知らないが、このような状態が気にならないというのは、無神経といわざるをえない。
確かに、間断なく処理されているということは無人店舗としては難しいだろう。
が、適宜対処されているのか、いい加減にされているのかは、雰囲気としてかもし出されてくる。
そしてまた、いい加減さというものは、犯人に対して「ここはチェックが甘いのでどうぞ襲ってください」と看板を掲げているのと同じだ。
該当店舗は、旧UFJのもので、実は管理体制はいまだに東京三菱とは独立している。
支店管理か、センター管理かは知らないが、責任を擦り合っていて知らん振りではすまないだろう。
果たして、散乱していたご利用明細は当方で預かることにした。総数16枚。

尚、くだんの怪しい人影は、レシーバーを耳につけていて、確認すると、私服の警察官ということが、直後にわかった。

さて、銀行では、「現場を確認したところ、待ち合わせ」の人だったという。
おいおい、私服の警察官に適当にあしらわれてオッケーか?
怪しい視線は、眼光鋭い視線だったわけだが、外野が見れば不審に見えてしかるべきだ。
よく、暴力団などを検挙して連行する際のニュースが流れるとき、きちんと字幕がでていないと、どれが犯人なんだか警官だかわからないような人相の人がいらっしゃる。
それは人相だけで犯人扱いをしてはいけないという教訓でもあるわけだが。
仮に犯人だったとして「人が少なくなったら襲うつもりです」と答えてくれるとでも思っているのだろうか。
およそセキュリティ管理は、ほっといても安全という観点に立っては意味がない。
支店長だって金庫のお金を持ち出す時代だ。

また、荏原支店では、そんな紙(ご利用明細)どうでも良いという。
インターネットで公開されようが一向に構わないという。
まっとうな管理思想であれば、早速に回収に当たるだろう。
その後「荏原支店まで持参か送付しろ」といってきた。何様のつもりだろうか。
受領に来るならまだしも、客に手を煩わすことをなんとも思っていない。
いや、それ以前に、直接の責任はともかく、無人店舗内という銀行の管理地域内で起きている問題だ。

そういえば、旧UFJの不正だかなんだかで、三菱東京UFJ銀行が行政処分を受けたことがあるが、かくもいい加減な旧UFJ銀行を吸収合併したがために、えらい迷惑というものだ。
しかも、旧UFJ銀行の職員においては、何様かの気分らしいから笑う。
倒産代わりに吸収合併してもらった恩も忘れ、お殿様か?
思えば、三井住友銀行は、旧UFJとの合併に失敗したおかげで、貧乏くじを引かずに済んだというものだ。
ババを引いたとはこういうことのときに使う言葉か。
合併後一年半も経過しているわけで、そろそろ銀行名から、わけのわからないアルファベットをはずしても良い時期ではないだろうか。


2007.8.16 ついでがあったので、小山支店から本社に通知させて話をした。
と、荏原支店からやってきた。この間は来ないといっていたのに。
荏原支店と家までは徒歩で10分もかからないはずだが、なんと車でやってきた。
高騰するガソリン代や駐車料金を考えれば、論外だが。
とりあえず現場を確認したが、相変わらずの状態だった。
立ち話もなんなのでと思ったら、話を無視して帰ってしまった。


16AUG-02. 16AUG-03.

2007.9.4 なぜか荏原支店から電話がかかってきた。
8/16には話を蹴っ飛ばして帰ったものの、冷静に考えれば恥ずべき対応で、紙(ご利用明細)の受け取りの確認に、受領書を交換するという。
初日にさっさと来ればよいものを、話をこじらし、「店内のものを不当に持ち出した」とまでいわれ始めれば、渡したものの受領書をもらうのは、当たり前の話である。
とりあえず現場を確認したが、相変わらずの状態だった。
大体、同じ問題なのだから、先にATMを確認してきてもバチは当たらないのだが、今日も車で来ているという。
立ち話もなんなのでと思ったら、マックには入りたくないという。
仕方ないので、近隣の小山支店の応接室を拝借した。
受領書を持って受け取りに来たのはまっとうな判断だが、いかんせん遅すぎるし、大体持ち帰って検討するならそのように断るだろう。
果たして今日応対したのは、くだんの課長と、女性支店長。
よく、たすきをかけた一日支店長がいるが、役職上のホンマモンの支店長だという。
ま、海軍でも女性艦長はいくらでもいるから別にかまわないのだが。
しかしながら、この経緯を掌握しているとしたら、一日支店長程度の頭といわざるをえない。
別に、男女同権でもいいんだが「仕事」で評価されたいなら、キレる仕事でなければならないだろう。
紙(ご利用明細)についは、法的所有権とかが実は難しく、こちらで不必要に持っているのは面倒なので、今回処理した。
ただ、経緯を含めて納得したわけではない。
むしろ、その子供銀行並みの対応にはあきれ返っているので顛末についてはきっちりした説明が必要だ。
さて、物理的な紙とは別に、この電子的コピーがこちらには存在する。
当初からのやり取りで、本件の事実関係の証拠であり、場合によってはインターネットにて公表できるためのものである。
これのどこまでが合法か犯罪かの問題以前に、金融機関側の危機管理体制としての動作をまずは知りたいものだ。
ま、しょせんUFJ銀行なんでということか。三菱銀行とは一線を画すようだ。

例えば、裁判所から「削除、差止め命令」を発行してもらうのもひとつだが、そんな大騒ぎをする問題ではなく、誠意ある説明と謝罪があれば、おのずと良識ある対応というのが見えてくるものだ。
北風は旅人のコートを脱がすことは出来なかったが、太陽はそれが出来たわけで、ひとつの視点における正当性を他に主張するだけが正しいのか、それが見えないのは小学生ということだ。


2007.9.4
04SEP-00. 04SEP-01.

2007.9.8?
本件に関して、メールにて追伸をしておいた。
そして、着信確認の返事をするようにとも。
が、なしのつぶて。
しかし、2007.9.11当サイトへ十数回のアクセスが確認された。
IP:203.178.91.70 proxy01.bk.mufg.jp
Internet Explorer 6.0で、画面サイズは1024 x 768。
アクセス順序は、このページ⇒表紙、であるから、このアドレスから入っていることがわかる。
着信通知を無視して覗くとは^^


2007.9.12も当サイトへ十数回のアクセスが確認された。今日は色々眺めているようだ。
IP:203.178.91.70 proxy01.bk.mufg.jp
Internet Explorer 6.0で、画面サイズは1024 x 768。


2007.9.14
先週末や一週間の節目の中間報告の連絡もないまま、夕方かかってきた。
何でも、警察に相談し、弁護氏を立てて処理するという。
相談するのも代理を立てるのも勝手といえば勝手なのだが、なんか勘違いしている。
用は、銀行としての誠意の問題で、なんか高飛車に出れば収まるとでも思っているのだろうか。




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新規作成日:2007年7月25日/最終更新日:2007年9月11日