日航機ニアミス事故

2001年1月31日、焼津上空で、日航機同士のニアミス事故があった。
日本航空 B747 907便 羽田発
日本航空 DC10 958便 成田行き

実態は、今後解明されて行くと思うが。

しかし、事故直後の、日航機長の対応はどうだろう。
「事情聴取拒否」や「弁護士立会い要求」は、どういう事か。
仮にも、乗客の生命を預かり、運行にあたっているものとして、進んで事情説明して当然で、「事情聴取拒否」とは、何様のおつもりだろうか。
先般、新大久保駅において、痛ましくも自己犠牲の事故が起きた後だけに、自己の保身を優先し、乗客の生命を軽んずる日本航空の機長には、呆れて物が言えない。

当初、管制官の指示ミスが指摘された。
確かに、数字の間違いでは済まされない問題だ。

しかし、便名を間違えて指示したにもかかわらず、それに応じた機長はどうだろう。
便名の取り違えは仕方ないとして、数字まで違って、存在しない番号へ指示しているのに、その指示に従う航空機が存在するとは。

そして、不可解な、事故前後の飛行。
動揺しきった運行要員。無事戻れた事が不思議でさえある。

また、今回、潜在的な問題もある。
ニアミス直前、両機の、衝突防止装置はそれぞれに指示を出していたのだが、最終的に機長の判断でこれにしたがっていない。
思い出してもらいたい。名古屋空港での中華航空エアバス墜落事故を。
この事故では、機長の操縦と、コンピュータの自動操縦が、相反する操縦を行い、結果的に墜落した。
今回の機は、ボーイングとダグラスで、コンピュータは指示に止まる。もし、衝突防止装置が自動制御を行う機材であったら・・・。

今後の真相解明が待たれる。


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新規作成日:2001年2月8日/最終更新日:2001年2月8日