刑務所の刑務官が暴行

名古屋刑務所において、受刑者に暴行を加えたとして、刑務官5名が逮捕された。

矯正といって、5人で暴行したという。
現場の展開は、今後の調査で明るくなるだろう。
もちろん、刑務官も人間であり、やむを得ない局面もあるかもしれない。
しかし、職務に適正であってこそ、刑務所の、矯正機能が働く。
大勢で寄ってたかってリンチを加える。
法務省の業務として、リンチ、集団暴行を行うような事があって良いのだろうか。

森山法務大臣は、「二度と起きないように」とのたもうた。
しかし、実は、同じ名古屋刑務所において、受刑者が死亡している事件がある。
「二度と起きない」なら、今回は起きていないはずだ。

他国の人権問題を声高に言うのだが、こういう状況では、我が国も、別に人権に配慮されているとは思えない。
これは、すなわち、二等国に過ぎない。

刑務官といえば、死刑執行も行う。
死刑執行は、法にもとづいた職務とは言え、人を殺す事には変わりはない。
そのような任務は、法に対する適正度があってこそ、成り立つものだった。
しかし、このような事件が起こると、卑しい職業としか見えてこない。

関係する5人は、刑務所近傍の官舎から、やがで、刑務所の中に入って行く事だろう。
十分に「矯正」して頂きたいものだ。



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新規作成日:2002年11月9日/最終更新日:2002年11月9日