 世界の潜水艦 スウェーデン SWEDEN  SVENSKA MARINEN SWEDEN
世界の潜水艦 スウェーデン SWEDEN  SVENSKA MARINEN SWEDEN

本項は 「現代の潜水艦」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2001年7月のデータにもとずいています。
北海に面する海域を持つスウェーデン海軍では、独自の潜水艦を建造保有しており、現在、ノルウェー、デンマークとの共同開発による潜水艦を計画している。また、この他に、URFという深海救難艇も保有している。支援艦艇としては、救難艦 A214(Belos)がある。
1904年建造の第一号潜水艦HAJENは、現在もカールスクローナに保存展示されている。
潜水艦メーカーとしては、コックムス(KOCKUMS)社があり、最近ではドイツHDW社とも提携している。
潜水艦 スヨルメン型 (A11B型)
Hajen, Draken に続く、スウェーデンにおける戦後第三世代の潜水艦で、退役した後、シンガポール海軍に移管されている。スウェーデン海軍の潜水艦では、533mmの他に、400mmという小型の魚雷発射管を装備している。
潜水艦 ネッケン型 (A14型)
スウェーデンにおける戦後第四世代の潜水艦で、ネッケン(NACKEN)は、船体を延長して、スターリングエンジンによるAIP機関の試験艦となっていた。本型以降の潜水艦では、艦外に、敷設用機雷を搭載する事が出来るようにされている。ネッケン(NACKEN)はデンマークへ移籍され、残る1隻も先ごろ退役した。
潜水艦 ヴェステールゴランド型 (A17型)
コックムス(KOCKUMS)社とカールスクローナ社の共同建造艦。艦尾のX字型の舵が特徴。AIP機関の増設も検討されている。この改良型として、輸出用のコリンズ型が生まれている。
1,070t(水上) 
1,143t(水中)    11kt(水上) 
20kt(水中)  300 48.50 x 6.06 x 5.60  6/533mm, 3/400mm 
魚雷発射管 
外装機雷   ディーゼル
2基1軸   5(士官)
15(下士官・兵)  
◆ SS ヴェステールゴランド型 4
   VASTERGOTLAND 1987 
      HALSINGLAND 1988 
      SODERMANLAND 1989 
      OSTERGOTLAND 1990 
ゴトランド型 (A19型)
世界初のスターリングエンジンによるAIP機関搭載の実用潜水艦。
1,384t(水上) 
1,494t(水中)   10kt(水上) 
20kt(水中)   300* 60.6 x 6.06 x 5.60  4/533mm, 2/400mm 
魚雷発射管 
外装機雷    AIP
2基1軸   
◆ SS ゴトランド型 3
   GOTLAND 1996 
      UPPLAND 1997 
      HALLAND 1997 
潜水艦 ヴァイキング型
ノルウェー、デンマークとの共同開発による潜水艦。AIP機関を搭載する。1番艦は両国より後の2010就役が予定されている。
300* 45  AIP 1基1軸  
SSM イントルーダー シミュレーター型 1  12t(水上) 
14t(水中)   6kt(水上) 
3〜5kt(水中)  100* 11.0 x 1.7 x 2.7   ディーゼル
1基1軸  2 
◆ SS ヴァイキング型 0 (+ 2) 
    2010就役予定 
       2010就役予定 
潜水艇 イントルーダー シミュレーター型
2人乗りの、深度100mの小型潜水艇である。
◆ SSM イントルーダー シミュレーター型 1   SPIGGEN 1990 
深海救難艇 URF型
運用深度460mの救難潜水艇。船体は白色で、URFの文字が大きくオレンジ色で塗られている。
◆ DSRV URF 1   1978 
 

新規作成日:2003年2月15日/最終更新日:2003年2月15日