沖縄から海兵隊の撤隊を求める県民大会 /写真ルポ:藤田観龍 2016.6.27掲載

「怒りは限界を超えた」「海兵隊は撤退を」この5月に、元海兵隊員で嘉手納基地所属の軍曹が、 沖縄県の恩納村の雑木林に女性を暴行殺人し遺体を遺棄し逮捕。 沖縄県民は6月19日に 「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤隊を求める県民大会」 (主催・辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議)が那覇市の奥武山陸上競技場で開催、 6万5千人が怒りの集会に参加。(藤田 観龍)

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  ▲ 1.嘉手納基地所属の元米海兵隊員軍曹に沖縄県うるま市の女性会社員(20)の強姦致死(4月28日)に抗議し、 被害者の冥福を祈り県民大会参加者全員が追悼の黙祷。

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  ▲2.[左] 4人の若者が米兵の殺害事件に抗議のメッセージボードを掲げ、 訴える元山仁士郎さん(国際基督教大4年、マイクを持つ)ら/[右]拍手や拳で答える参加者たち。

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  ▲3.大会で挨拶する、翁長雄志・沖縄県知事は日米地位協定の見直し、 海兵隊の撤退、辺野古の新基地建設阻止、普天間飛行場の5年以内の運用停止の実現などを訴える。

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 ▲4. 左=梅雨明けで輝く太陽の下、6万5千人の人々が、米軍の蛮行に怒りの決意がみなぎった会場。 右=米軍曹の女性殺人に『怒りは限界を超えた』のボードを掲げる参加者

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▲5.左=『海兵隊は撤退を』のボードを高く掲げる青年。/右=嘉手納基地所属の元 海兵隊・軍曹が女性を殺害、遺棄した沖縄県恩納村安富祖の現場に張られた立ち入り禁止テープ。 慰霊の花が数多く添えられている。

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