▲東村高江のパイン畑。
▲東村の福地ダムは沖縄県最大の飲料水のダム湖。
沖縄の北部は自然豊かな原生林に覆われた国頭村と
の境界の東村の高江地区は海抜160b、50戸150人が
パイ畑などを営む、新しくオスプレイへリ機の直径80b
ほどの円形のヘリ着陸帯の建設が、年内の完成を目指
して地域住民の反対を無視して強行されています。
米軍海兵隊のジャングルのゲリラ戦闘訓練所。
高江には現在ある15のへリパッドに加えて新たに6箇所
が加わり21箇所のヘリパッドに囲まれる事になり危険な
オスプレイの墜落事故が懸念されています。
やんばるの緑の原生林は沖縄県民の飲料水の貴重な
水源地で沖縄県最大の福地ダムがあるところ。ヘリパッ
ドはこの森の木々約5000本をすでに伐裁し、ヘリパッド
工事の砂利石を10d積みのダンプカーで日に100台前
後を搬入しています。この砂利搬入に反対する高江住
民や県内・県外の建設反対の支援者らのヘリパッド工
事反対者などを東京の警視庁や大阪や神奈川などか
らの機動隊を大型バスで送り込み、高江のN1ゲート前
などでの、建設反対の座り込み行動の人々の手や足を
数人の機動隊員が掴み抱えて排除しては砂利ダンプの
搬入を強行しています。
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ヘリパッド反対の座り込みの人々に大阪府警の機動隊
員が「土人」などとの差別発言が国会でも問題になりまし
た。11月12日(土)には朝からN1ゲート前の県道70号線沿
いには300人がヘリパッド建設反対行動に参加し、この日
は砂利の搬入はできませんでした。
11月14日(月)は朝から約60人が高江のN1ゲート前に座り
込み、抗議の行動に参加していた所に機動隊が参加者
の手や足を掴み、手荒に抱えてはN1ゲート前から排除し
午前10時ごろから砂利ダンプ4台をパトカーが先導して
はN1ゲートから繰り返し砂利搬入を続け、この日は55台
が確認されています。砂利石の他にヘリパッドに敷く外来
種の芝も運び込まれ生態系の破壊が危惧されています。
高江で茶屋を営む前田義秋さん(70)は「10年前に那覇市
から高江に越して来て気候風土が気に入っていたのに、
今度オスプレイのへリパッドが出来ると聞き、飛行の爆音
や墜落が心配」と語っていました。
危険な米軍ヘリの高江の訓練場の建設に全国からの支
援が望まれています。
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▲11月14日午前9時過ぎ・
ダンプカーで次々に砂利10dを積み機動隊に守られヘヘリパッドに運ぶ。
▲11月12日高江のN1ゲート前でのヘリパッド建設反対
の抗議に300人が参加。
▲N1ゲート前に掲げられた幟。
▲12日・高江の新川ダム入り口での交流集会。
▲14日午前9時頃、高江N1ゲート前。ヘリパッド建設反対行動で
座り込む人々の手や足を握り抱える機動隊員ら。
▲14日・N1ゲート前での座り込みの参加者を3人の機動隊で排除にかかる。
▲14日・機動隊に守られてのヘリパッド建設強行に抗議の拳を上げる住民ら。
▲宜野湾市の米軍普天間飛行場に駐機するオスプレイ機。
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