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課題

課題とは、その行動が、だれの責任なのか?ということです。

自分の課題、相手の課題、、だれの問題

権利とともにその裏にある責任を重視します。
コインの裏表のように、権利には同じだけの責任があります。

まず問題を誰の課題であるかと考えることから始まります、そしてその課題には他人は口出しをできません。

誰の課題であるかというのは、誰が最終的にその問題の責任をとるかということです。

たとえば、喧嘩をする・朝起きない・宿題をしない。なんてもの、
それらは、こちらから責任をかぶりに行かない限り、困るのは自分ですよね。

子どもだからと責任を取ってしまうと、その子はそこから学ぶことを取ってしまうことにもなります。
子ども(相手)の可能性を信頼することが大切です。

けれども、信頼するってとてもエネルギーのいること(勇気のいること)ですから、なかなか難しかったりします。

口を出したり、代わりにやったり、課題を取ってしまった方が落ち着くんですよね。

そこに、大きな問題が発生したり、困った要素がたくさんあったりします。


ただ、取れる責任の度合いによる限度はありますけどね。明らかに重大な結果を引き起こす場合は相手の課題だからと何もしないというのは問題です。

相手一人の課題でない、こちらにも迷惑がかかると言う場合は、共通の課題とすると言うことで一緒に考えていくことが出来ます。

言葉だけだと分かりにくいかもしれませんが、詳しくはSMILEなどの講座でロールプレイなどを通して体験したり、勉強会の中で実際に事例などから聞いてみるとわかりやすいです。