アドラー心理学との出会い。
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私のアドラー心理学との出会いは、かれこれ10年前くらいにさかのぼります。
そのあたりの事や、今までの経緯についてなど書いていきます。
<保育や心理の道に進んだきっかけ>
まずは、その前のことから書いていきますと。。。
もともと自分自身が、学生時代に結構大変だったので(苦笑)
イジメや両親の離婚等々、色々ありまして、自律神経失調症になったり、入院してたり、養護施設に入ったりといろいろ体験してきました。
そんな中で、将来臨床心理士とか、カウンセラーなんかもいいなと思っていましたが、、、
(余談ですが、この手の職業を目指す人は、経験者率結構高いですよね)
当時は勉強の前に、楽しく学校に行くことが優先事項でしたから、高校三年の夏になっても、まあ受験勉強はしていませんでしたから(爆)
まあ、大学はほぼ無理!?東海大学の付属校でしたので、推薦は意外なことに基準をとれたけど、心理学部がないのでと蹴った人間がいます(笑)
まあ、そんな中で、心理も学べて、資格も取れて、音楽もやってみたいなーとか思いつつ、子どもも好きだし、仕事につかなきゃというところで、保育の専門学校は全部あるじゃん!
っというわけで、保育士の道を歩みだして、保育士として働きだしたわけですが、、、
最初に就職した保育園で、子どもを怒鳴りつけたり、罰を与える保育が当たり前のように行われていました。
まあ、中で働いていると、色々な面も見えてきます。
少ない人員や、大変な状況、職員も経験や知識が不足している中で、精一杯やっている、、、
そんな状況で、その状態を責めても変わらないんですよね。
その辺が、今自分で保育園を立ち上げたきっかけですが、それはまた別のお話なので。。。
あるとき(就職して1か月ぐらい)、クラスの2歳の女の子が、いつも大人の顔色を窺うように、おどおどしながら見上げている。。。
そんな状態に、気になりますと上司に伝えたら、
「あなた専門家でもないのに、何でそんなことが言えるの!!」
と怒られました。。。
『保育士って専門家じゃなかったっけ!?』
とたくさんの?マークとともに疑問が浮かんだわけですが、、、
次の瞬間、『あ!専門家になれば言っていいんだ♪』
と謎の考えが浮かんだ、やけに前向き思考の私でした(笑)
おかしいな、とか、変だなとか、そういったことを感じるのは、感性の部分です。
お母さんの感ってよく当たりますし、保育士の感もあります。
これは、それまでの成長や、経験、一言でいえば、人間力や人間性とでも言いましょうか。
けれども、相手に伝えたりするには、相手が同じ感性を持っていればいいのですが、そうでは無いとき、特に、違う価値観の場合は、知識や伝える技術が必要になってきます。
気になるだけだと、うまく伝えられないし、おかしいだけじゃその子にとっても役立てられません。
そこで、まずは勉強しよう、なりたいと思っていたし、カウンセラーを目指してみようと思ったのが、2000年の夏ぐらいでしょうか。。。