アドラー心理学に戻る ブログを見る

トップに戻る  にっこりハウスに行く

勇気付け

勇気付けとは、相手(自分も含めて)を勇気付けるということです。
勇気付けの心理学とも呼ばれるように、これも大切な要素で考え方の基本になっています。

それにはどうしたら良いか、
まずは@勇気くじきをしないと言うこと、勇気くじきとは勇気付けとは逆で、相手を否定したり・攻撃したりすることによって、相手の勇気をくじくことです。

A相手に勇気付けをする(ここでも誉めると言うことの一部は勇気くじきになります、どうしてかは後に書きます)
相手のことを認める、感謝する、共感する・・・といった事でしょうか、私も今一どこまでが勇気付けなのかが時々悩んだりするんですけどね。
採取的には、相手がどう取るかによっても変わってきます・・・

勇気付けは結果ではなく、行為そのものに正の注目をする。
人間は究極的には良い意図に基づいて行動していると考えるため、失敗したり、悪い結果に対しても勇気付けることができます。

勇気付けをすると、相手だけでなく自分も勇気付けられます。

勇気付けをする上で、一番大きいのは相手との関係ですね。
この、相互信頼・相互尊敬の横の関係が気付かれている中でのアプローチが勇気付けといえると思います。


勇気づけの難しいところは、定義づけたり、表で単純に分けたりできるものではないところ(テクニックというよりも、マインド、スタンスに近いでしょうか)というところかな。


ただ、いろんな場面ですごく有効だし、効果があることです。

それが、相手を動かす、相手を変えるのでなく、相手が動きたくなる、自分で変わるということ、そこががすごく大切なんですよね。